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  05 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「グレンリベットのテイスティングディナー」

 時差ボケで、相変わらず朝4時前に眼がさめてしまう。こればかりは、しようがない。1週間行ったら1週間、2週間行ったら、きっちり2週間は時差ボケが続くことになる。そういう意味では、体のメカニズムは正直(?)だ。

 もろもろのことがたまっているので、午前中は荷物整理をして、午後ウイ文研。さすがに2週間も留守にしていると、机の上は書類の山だ。それらに1つ1つ眼を通しながら、4時すぎからはミーティング。

 まずは今週末にせまった東京バーショーについて。今年はいったいどれくらいの人が集まるのやら・・・。両日とも、私は昼すぎにブースに行ってようと思っている。

 その後、バーショーの翌日に開かれるカミュのイベントについて。こちらの参加者は定員に達していないが、ぜひコニャックの美味しさ、面白さをウイスキーファンにも知ってもらいたいと思っている。さらにウイスキープロフェッショナル試験、大阪フェス、検定対策講座、そして『ウイスキーガロア』と続く。2週間以上、それらのことから離れていたので、記憶を取りもどすのが大変だ。

 ミーティングを途中で切り上げ、6時45分に外苑前のレストラン「アクアヴィット」へ。7時から開かれたグレンリベットのガーディアンズナイトに出席。これは日本限定のシングルカスク、「ザ・グレンリベット・チャペラ―」の新発売に合わせたイベントだ。

 リベットのシングルカスクシリーズは2005年に始まったもので、それぞれのマーケットに合わせ、その市場限定で異なるものを、今までに100種類以上出してきたと、ブランドアンバサダーのダレン・ホージー氏。日本市場限定のシングルカスクは昨年の「アルダンフ」に次ぐ、第2弾だ。

 このシリーズはすべてリベット谷から南部のダンディーまで続く。かつてのスマグラーロード(密造者の道)にちなんだネーミングで、アルダルフもチャペラーも、その道の途中にある実際の地名だという。

 チャペラーもアルダンフも聞きなれない語感だと思っていたが、チャペラーのことをホージー氏は「チャペルホー」と言っていた。チャペルはもちろんチャペルのことで、ホー(haugh)は、おそらくゲール語で「河岸段丘」を意味する言葉だろう。

 バルミニック蒸留所のあるところを「ホー・オブ・クロムデイル」と呼ぶ、あのホーである。アルダンフも綴りどおりに読めば、アルダン(オルダン)・ヒル(hill)である。

 ブランド名をなじみやすい発音に変えることは悪いことではないが、できればウイスキーファンには、地名は地名と分かる表記にしてもらいたいと思うのだが。ましてリベット谷からダンディーに通ずるスマグラーロードは、歴史的な道でもあるからだ。

 それはそれとして、用意されたチャペラーもアルダンフも素晴らしいものだった。さらにこの日はナデューラの3種もだされ、それに合わせた「アクアヴィット」特製の美味しいコース料理も楽しめ、時差ボケの睡魔も吹っ飛ぶほどに豪華なイベントとなった。


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「15日ぶりに日本に無事帰国!」

 2週間にもおよぶ長いスコットランド取材から無事もどってきた。この歳になると移動、移動の長期取材はなかなかツライものがある。ましてや眼と歯と腰に不安を抱えながらだと、毎回が祈るような気持ちだ。

 それでも取材を続けているのは、毎回毎回新しいことに出会えるからだ。スコットランドを初めて取材してから来年で30年になるが、まだまだ知らないことだらけで、新鮮な驚きがある。

 今回は前半がツアーで、訪れた蒸留所は計10ヵ所。ここではあまり新しい話を聞くことはできなかったが、後半の旅はクラフト蒸留所を中心に回ったこともあり、驚きの連続であった。特にインチデアニー、ローンウルフ、ドーノッホキャッスルが面白かった。

 これはクラフトではないが、既存蒸留所でもここ10年くらいで大きく様変わりしているロッホローモンド、スペイバーン、グレンマレイも非常に興味深かった。リンドーズアビーは、まだ生産開始までには時間がかかるが、建設と同時にスタートしていた修道院の発掘調査で、スコッチの原点とも言うべき、非常に興味深いものが発見されている。それは修道士ジョン・コーが造ったと思われるアクアヴィテの釜(蒸留器)の遺構の発見だ。

 ウィームスモルトでは、ウィームス家の居城ウィームス城を見学させてもらったが、これも実に興味深い話の連続だった。30代目当主のマイケルさんが取材に応じてくれたが、ウィームス家と初期のウイスキー産業との結びつき、そして貴族として大土地所有を今も続けるウィームス家のエステート経営についても、知ることができた。

 取材の最終日(5月7日)は蒸留所のアポが入っていなかったので、予定になかったフレイザーバラを訪れることにした。ここはトーマス・グラバーが生まれ、幼少期を過ごしたところだが、あまりアテにはしていなかった。せめて生家跡でも見つかればと思ってでかけたが、思わぬ発見があった。

 またフレイザーバラそのものが非常に興味深い町であることも分かった。やはり現場を訪れないと分からないことが沢山あることが、今回の旅でも改めて思い知らされた。トーマス・グラバーについては、いつか『ウイスキーガロア』でも特集を組みたいと思っている・・・。

 ガロアといえば、フレイザーバラの灯台博物館の入口で、リメイクされ、この5月に公開されたばかりの映画『Whisky Galore』のポスターを見つけ、思わずカメラでパチリ。ぜひ日本でも公開してほしいと切に願うばかりだ。ウイスキーファンの声が届けば、日本でも配給が決まるかもしれない。ぜひ、ガロアでもそうした声を上げていきたいと思っている。

 犬も歩けば棒にあたるではないが、私のモットーは、「転んでもタダでは起きない」だ。根っからの現場主義者であり、事件記者でもある。これはいくつになっても、いや恐らく死ぬまで変わらないだろう。面白いことは、すべて現場に落ちていると思うからだ。





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「グラバーの生家を見つける!」


スコットランド最終日、今日はクレイゲラキーからフレイザーバラに行きトーマス・グラバーの生家を見る。角はフィッシュアンドチップスの店になっていた。

その後アバディーンでグラバーハウス、セントマカー大聖堂、そして夕方ホテルにチェックイン! 2週間の長いスコットランド取材がようやく終了した。

戻ったら今週末はいよいよ東京バーショーである。

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「イーストおたくに釣りおたく」
今日はクレイゲラキーから3時間弱のドーノッホを取材。ドーノッホキャスルホテルは思っていた以上に素晴らしいホテルで、フィルとサイモンの兄弟もナイスガイ!
興味深い話も聞けて1時間半があっという間! ヘルムズデール蒸留所やポロ蒸留所の話も面白かったが、彼らの蒸留所が何と言っても面白い。サイモンはまさにイーストおたく‼︎ 製造の話ですっかり盛り上がった。

夕方は戻ってローゼスグレンで、ようやく釣り。2時間弱で4匹釣り上げる

明日は最終日、アバディーンである。











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「好事魔多し、、」
水曜日夜にスペイサイドに到着。ハイランダーインの並びのコテージを借りて、さらに取材を敢行。ここまで順調にきていたが、好事魔多しとはこのことか、車が事故って半日近く予定が狂ってしまう。それでもレッカーを呼んでガレージに運び、レンタカー会社で別の車を用意してもらい、なんとかアポを午後にずらし取材を敢行!

ローンウルフ、そして今日はスペイバーン、キニンビィ、グレンマレイの三ヶ所を一日で取材した。

明日はいよいよドーノッホである。













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