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  08 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ウイビアメッセと台風直撃の集中セミナー」

 金曜夕方に東京を発って新幹線で京都に向かう。駅前のホテルで1泊して、今朝は朝イチでガロアの原稿を書き、9時すぎにウイビアメッセの会場である「みやこめっせ」に行き、ブースとセミナーの準備。

 今回ウイ文研は2ブースを出し、私も11時半からテイスティングセミナーを行うが、会自体が7時までというのは長い。今日(日曜日)一日、大阪でエキスパートの集中セミナーをやらないといけないので、6時を過ぎたところで、スタッフ2名にまかせ、私はホテルにもどることに。

 出る前から気になっていた台風が予想通り京・大阪を直撃することになり、タクシーの運転手さんにそうなった時の交通事情についてきくと、「大阪に行くなら、今晩中、それも10時前に移動したほうが良い」という。京大阪間の在来線はよく止まるし、地下鉄、その他の私鉄もヘタをすると夕方くらいまでダメになるかもという。

 そのまま京都でもう一泊し、朝イチで新大阪に移動しようと思っていたが、まさにその時間帯に直撃となりそうだ。一日集中セミナーで講師の私が行けないのではシャレにならない。そこで急遽、ホテルをキャンセルし移動することにした。

 改めて新大阪でホテルをさがし、7時すぎの在来線で大阪に移動。駅前のホテルにチェックインしたのが、8時すぎ。風は吹き始めているが、雨は降っていない。思わぬ移動と、スタッフとの緊急連絡などで疲れてしまったが、とにかく会場まで歩いていける距離なので、「何があってもセミナーはやる!」と決断。

 深夜、窓に叩きつける暴風雨で眼がさめたが、暗くてよく分からない。5時半に起きて6時半に朝食を食べたが、すでに外は雨がやんでいる。手伝いを頼んでいた京都支部のSさんが、どうにか新幹線(案の定在来線はストップだ)が動いていたので来てくれることになったが、その前に準備をしないといけないので8時20分に会場に行き、一人で準備を開始。

 結局、9時25分に予定どおりセミナーを始めることができ、心配した受講生もほぼ全員が出席。みんな大変な思いをして会場に来てくれたのだと思うと、疲れたとも言ってられない。

 あとは例によって、途中1時間の昼休憩をはさんで5時まで喋りっぱなし。終了間近の4時45分すぎにワイヤレスマイクの電池が切れてしまい、使えなくなるというハプニングがあったが、とにもかくにも長帳場のセミナーを乗り切ることができた。

 それにしても、マイクの電池が切れるというのはスゴイ。私自身の電池切れのほうが心配されたが、先にマイクのほうが電池切れとは・・・。もう20年近くもやっているが、初めての経験である。


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* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「TWSCの公式ジャッジと映画のDVD」

 先日、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」の、公式審査委員の依頼書を250名近くの方に送らせていただいたが、その返答、問い合わせが続々と寄せられている。いよいよ次は8月30日に予定されているプレス発表に向けての準備だ。飯田橋のグランドパレスホテルでやりたいと思っている。

 それらのミーティングをこなしつつ、ウイスキー検定の問題作り、テキストの校正・執筆作業が連日続いている。『ウイスキーガロア』の広告ミーティング、編集ミーティングも毎日のようだが、いっぽうで原稿に集中できないのがツライ。そうでなくても、この猛暑と時差ボケ(まだもどっていない・・・)で、頭がモーローとしていて、筆のノリが悪いというのに、なおさらだ。

 昔、新潮選書の『ウイスキー三昧』と東京書籍の『スコットランド旅の物語』の執筆のため、高原リゾートにこもっていたことがある。もっとも、その時は右膝の高原骨折で緊急入院・手術となってしまったが。高原リゾートで高原骨折・・・笑うに笑えない骨折だった。

 と、嘆いてもしょうがないので、毎朝、仕事場の机に向かう。そういえば8月26日に行うブラッシュアップセミナーの画像選びも並行しておこない、さらにセミナー後の試飲ボトルも選び始めた。スコッチのクラフトと、アイリッシュのクラフトということで珍しいボトルも選んでいる。アイリッシュはブッシュミルズ、レッドブレスト、ミドルトン・ヴェリーレアも選んでいるが、合計して20数本試飲できるようにしたいと思っている。

 ブラッシュアップセミナーはマスター、レクチャラー、そして検定合格者用のものだが、今年中にコニサーは新しい組織に移行しようと思っている。検定と同じように一般社団化する方針だ。レクチャラーやマスターの各方面での活躍もめざましく、それらをサポートする意味でも、できることは何でもやろうと思っている。今、年間50~60ヶ所の国内外の蒸留所を回っているのも、そのためだ。

 と、そんなことを考えていたら、まったく別件だが、映画「ウイスキーと2人の花嫁」(Whisky Galore)のDVDが届いた。正式発売は8月上旬のようなのだが、ウイ文研は今週末のウイビアメッセ、静岡、PBOカクテルパーティーでも、特別価格で先行販売することにした。もちろん許可をもらってのことで、少しでも映画、DVDの宣伝になればと思っている。

 ウイ文研独自のサービスとして、今から20年くらいも前のことだが、私が作ったオリジナルのポストカードを付けようと思っている。まだデジタルがなかった時代の写真で、もちろんポジで撮ったものをポストカードにしたものだ。ラフロイグ、タリスカー、ボウモアのラウンドチャーチなどがある。いつかそれも写真集として出したいと思っているのだが・・・。


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* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「WE集中セミナーと次回のブラッシュアップ」


 危険な猛暑が続いていて、完全にバテ気味である。ついに今日は都心でも39℃を記録した。クーラーは不在にする時も入れっ放しである。昔5月のインドで47℃というのを経験したことがあったが、それより暑い気がする。

 もっとも、あの時は貧乏旅行だったので、エアコンなどない安宿に泊まっていて、一睡もできなかった。あまりの暑さに、ベッド(木でできていた)に水をブチまけたが、逆にサウナのようになって余計に悪くした。朝5時すぎ気温が37℃に下がり、これでなんとか眠れると思ったら、直後にデカン高原から太陽が昇り、眠るのを諦めた・・・。それに比べれば、まだマシか。いやいや、そういう問題ではないだろう。

 先週土曜日は一歩も外に出ず、恵比寿の仕事場で検定テキストの校正と、『ウイスキーガロア』の原稿書き。寝不足が続いているせいか、集中力が続かない。それでもトラベイグ、グレンウィヴィスの2つを書き上げた。

 昨日は一日中、飯田橋のレインボービルでウイスキーエキスパートの集中対策セミナー。この前やったばかりだと思っていたが、もう1年が経つ。ここ2年くらいはプロフェッショナルも含めて、私一人で4コマすべてを講義しているが、さすがに7時間喋りっぱなしというのはキツイ。そろそろマスターやレクチャラーにバトンタッチしたいと考えている。それもあって、今ウイスキーコニサーの制度、組織についても考え中である…。

 講義は①スコッチ、②アメリカン・カナディアン、③アイリッシュ・ジャパニーズ、そして④としてモルトとグレーンの製造と続くが、製造については今回から新しい教本を使っての講義となった。今、世界中のクラフト蒸留所を回って、あらゆることを取材してきているが、それらの最新情報も、ところどころに挟みながらお伝えしたいとおもっている。ただ、エキスパート受験生には少し難しすぎるかもしれない。エキスパートはコニサー資格の、あくまでもスタートにすぎないからだ。

 そこで最近、半年に1回くらいやっているのが、エキスパート、プロフェッショナル、マスターを主な対象とした「ブラッシュアップセミナー」だ。毎回、取材したばかりの最新の情報を画像とともに見てもらっている。次回、8月26日(日)の会では、5月に訪れたトラベイグ、ラッセイ、アベラルギー、クライドサイド、ボーダーズ、リンドーズのスコッチ・クラフト蒸留所と、マッカランのグランドオープン、そして7月に2週間かけて取材を行ったアイリッシュの15蒸留所について話をしたいと思っている。もちろん画像付きだ。

 スコッチはまだ製品として飲めるのはほとんどないが、アイリッシュはクーリーやウェストコークなどの原酒を使って、すでに40~50種類のボトルが出ている。セミナーの後は、それらの試飲タイムも設けるつもりで、その中には私が買ってきた日本未輸入のものも含まれる。ぜひ試飲してほしいと思っている。


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* ウイスキー文化研究所公式HP
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「ウイビアメッセのお土産ミニボトル」

 連日、いやになるくらいの猛暑だ。時差ボケもあって、さすがに体力を消耗している。油断をすると熱中症にかかりそうになるので、寝ている間もエアコンを入れっぱなしにしている。こんなことは、初めてだ。

 といって休むわけにもいかず、連日ウイ文研でミーティング、検定テキストの校正、検定の試験問題作りも並行して進めている。17日の火曜日は久しぶりに新大久保のタイ料理屋で、写真家のFさんと食事。もっぱら船の話になる・・・。

 昨日は次号のガロアのことで、デザイナーのKさんとミーティング。巻頭特集のスコッチ・クラフト最前線の画像を渡し、レイアウトの相談。今日は来年3月に行う、ウイスキー&スピリッツコンペティションのミーティングをスタッフ全員で行う。

 8月30日には、その件でプレス発表も行うが、その前に公式ジャッジとなる200人前後の方に、正式な審査員依頼書を出すことにした。そのための依頼書、現時点での企画書をスタッフ全員で検討し、共有するためだ。

 なにしろ日本で初めて開催するウイスキー、スピリッツの酒類コンペティションで、我々にも分からないことが山のようにある。これから、1つ1つをシュミレーションし、解決してゆかなければならないが、まったく未知なる分野の仕事がまっている。今年は東京フェスも2日開催という、初めてのチャレンジで、ウイ文研にとっても、大きなチャレンジの1年になりそうだ。

 最近いつも思うことだが、ウイ文研の仕事というのは探検部のそれに似ている。1つの大きなプロジェクトは、大きな海外遠征に、ある意味似ているのだ。準備から実行、そしてそのまとめと、1~2年がかりのプロジェクトになるからだ。

 まあ、それはともかく、そうしたミーティングをこなしながら、間近にせまったウイスキーエキスパートの集中セミナーのための資料作り(今週日曜が東京で、来週日曜が大阪だ)、そして28日(土)の京都ウイビアメッセの準備も進行中だ。

 今回、私はテイスティングセミナーを行うが、ウイ文研ブースでは、フェス恒例の100mlお土産ボトルも販売するし、有料試飲も行う。今回のミニボトルは3種で、ラベルは花シリーズとした。今年スコットランドで撮影したハリエニシダにサクラ草、そして赤いばらである。中味はスコッチのブレンデッドにブレンデッドモルト、そしてもう1つがアメリカンである。これはケンタッキーバーボン、テネシーウイスキーなどを混ぜている。

 有料試飲の今回の目玉はウイスキートーク福岡でも出した、キリンのエバモア21年で、福岡は1999だったが、今回のは2002年バージョンだ。当時の売価はたしか1万円だったと思う。イヤーブレンドで、原酒の一番若いやつで21年熟成という、とんでもないブレンデッドである。その他バーボン、コニャックなども用意している…。


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「樽のドキュメント映画とマスター座談会」

 昨今のウイスキーブームは凄まじいものがあると思っていたが、ついにニューヨークの映画制作会社が、ウイスキーにまつわるドキュメント映画を作るということで、13日の金曜日に私のところにインタビューに来た。テーマはウイスキーの樽についてだ。

 公開は来年の夏以降だというが、取材はアメリカ、スコットランド、そして日本と時間も手間も惜しまないその姿勢に、さすがアメリカだと感じいった。イギリスのテレビ、映画のドキュメントを観てもそう思うが、時間と金のかけかたが、ハンパないのだ。こればかりは、映像にかける伝統というか、彼我の違いについて考えさせられる。

 結局、収録は1時間半ほどに及び、いい意味で改めて刺激を受けた。それにしても、時差ボケと暑さがひどい。土・日は久しぶりに鎌倉の自宅に帰ったが、緑豊かな鎌倉も、エアコンからは逃げられない。都心より1~2度くらい温度は低いと思われるのだが、海風の湿度はやはりハンパなく、ひたすら冷房のきいた室内で体を休めることにした。

 昨夜、鎌倉からもどり、今日は午前中、検定テキストの校正、検定問題づくりをして昼12時半にウイ文研。次号のガロアの第2特集である”ウイスキーコニサーの現状(仮題)”について、マスター・オブ・ウイスキーによる座談会を1時から行う。

 現在マスターは7名いるが、そのうちのMさんを除いた6名がウイ文研に集合し、私と代表世話人のSさんを含めた8名で、2時間ほど話をする。いつものテイスター座談会と違って、ウイスキーはそれほど飲まなかったが、それでもトマーティンの36年やハイランドパーク1976、他にもシェリーカスク山崎や、検定オリジナルのカリラなど、各々が好きに飲みながら、マスターの試験、そして合格してから、どのように意識や日常が変わったのかを話してもらった。

 マスターが一堂に会するのは今回が初めてで、非常に興味深い話も聞けたし、改めてそれぞれのウイスキーに対する熱い思いも知ることができた。座談会の様子は次号のガロアに載せたいと思うが、もう一度、我々ウイ文研がコニサーに対してできることを考えなければならないと、切実に思わされた。

 今のウイスキーブームがブームで終わらないためにも、コニサーのマスター・オブ・ウイスキーやレクチャラーの存在が、重要なキーポイントとなる。志や思いを一緒にする人達と、我々ウイ文研はこれからも前に進むしかないのだと、改めて思った次第だ。


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