FC2ブログ
1
3
5
6
7
9
10
12
13
15
18
19
20
23
24
25
26
27
28
29
30
  04 ,2019

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「ガロアとコンペの特別号づくり…」

 コンペの金・銀・銅・最高金賞の発表がとりあえず終わってホッとしている。直後から多くの問い合わせ電話なども殺到しているようだが、これからは授賞式に出す小冊子(70ページくらいの、いわばガロアの別冊)の製作、その広告営業などをやらなければならない。ガロアの入稿・下版作業と同時なため、土・日もその作業に没頭することになる。

 そのミーティングも兼ねた全体会議を昨日の水曜日に行った。まずは近々に迫った京都ウイスキーパーティーと、5月のバーショー、そして6月2日の大阪フェス、6月22・23日の萌木フェスのミーティング。京都へはうちからスタッフ2名が行く予定で、残念ながら私は恵比寿にこもって原稿書き。さらにWPの問題も作ってしまわないといけない…。

 大阪フェスはすでに出展者も決まり、運営そのものに問題はないが、昨年東京フェスで作ったのと同じ、16ページの小冊子風のパンフレットを用意する予定で、その編集会議も行う。基本は出展ブースの紹介、会場見取図などだが、新たな試みとしてフェスを10倍楽しむ“モデルコース”を作ることにした。

 これはブース数が100を超えると、なかなか目当てのブースに到達することができないと、ブース紹介の文章を見ただけではイメージしにくいからだ。そこで例えば“ジャパニーズクラフトいっき飲みコース”とか、テーマを6つくらい設定して、どのブースをどのように回ればいいかを示すものだ。会場略図も入れるので、まずはこれに沿って回るのもいいかもしれない。

 萌木については夜の部、昼のセミナーとも席を増やしたが、それでも私のセミナー以外はキャンセル待ちだ。輿水さんと私に関しては、2日間ともどこかで時間をもうけて著書のサイン会もやろうと思っている。ガロアのぶらり旅で野辺山の国立天文台に行ったが、つい最近のニュースで、ブラックホールの人類史上初の撮影に成功したニュースが流れていた。

 地球から5500万光年離れた、おとめ座のM87星雲の中心部にあるブラックホールだ。5500万年前といえば、地球上を恐竜が闊歩していた時代。その時に発せられた電波が、今地球に届いていることになる。まさに天文学的な気の遠くなるような話だ。萌木フェスのオリジナルボトルのラベルには、その電波望遠鏡の姿をあしらおうと思っている。

 6月8日(土)の授賞式パーティーのミーティングもこのところ毎日のように行っている。受賞ボトル270本超が一堂に会するパーティーで、メキシコのマリアッチやカリブのレゲエ音楽、さらに南米のフォルクローレのライブ音楽も企画している。普段のフェスとは違うので、音楽や食も楽しんでもらいたいと思っているからだ。

 5月のバーショーはウイ文研もブース出展するので、そこでは私がブレンドした100mlのワールドブレンデッドも出そうと思っている。ラベルはもちろん万葉集シリーズ(!?)。はたして、どうなることやら。


s_190412_1.jpg


s_190412_2.jpg





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「コンペの発表とWP集中対策セミナー」

 5日の金曜日にコンペの金・銀・銅・最高金賞の最終決定を行い、その発表の準備。と同時に6月8日の授賞式、その後の授賞パーティーのチラシ作りにも取りかかる。さらに、これもコンペがらみだが、6月から月1~2回くらいのペースで、ジンやテキーラ、ラム、もちろんウイスキーもだが、それらの定期テイスティングセミナーも開催することに決定した。

 その会場さがしも本格化し、ほぼ第1回は6月29日の土曜日にやることが決定した。名前もまだ決まっていないが、第1回は私がジンと、そして林さんがテキーラをやることにし、その準備もスタートさせた。ジンは、おそらく3回シリーズ(まずは)、そしてテキーラは2回シリーズだ。毎回5~6種類のテイスティングも行い、これからのコンペに向け、基礎知識、そしてテイスティング能力、そのポイントを探っていくことにした。今回コンペに出品してくれた各社にも、何らかの形でフィードバックしたいと思ったからだ。

 土曜は丸1日恵比寿の仕事場にこもってガロアの原稿書き、そして校正、校正である。やることが多すぎて、ガロアに集中できていなかったが、これから入稿・下版に向けてまったなしの、本当の意味での時間との勝負が待っている。なんせ4月25日から蒸留所ツアーでスコットランドに行き、その後1週間かけてローランド、北アイルランド、アイルランドの取材を行うからだ。5月8日まで丸々2週間日本を留守にするため、すべてをその前に終わらせないといけない。

 昨日の日曜日は朝8時半に飯田橋のレインボービルに行って、9時25分からWPの集中対策講義。今回は過去最高の90名超が集まり、ウイスキーコニサー試験の認知度の高まりを、ヒシヒシと感じた。コニサーを一般社団化する構想を持っているが、その時間もなかなか取れないのが現状だ。コニサー向けの『コニサー倶楽部』の復活もさせたいが、そのためには編集スタッフをもっと入れないといけない。そのための面接も金曜に行った…。

 WPの集中対策は4時半に無事終了し、あとは5月26日(日)の試験を待つばかりである。もちろん問題作りはこれからだが。

 今日は朝イチ豊島園に釣りに行き(!)、2時すぎにウイ文研。バーショー、大阪フェス、萌木とイベントが山のようにあるが、第9回目となる長和フェスもそろそろ始動しないといけない。ということで実行委員のFさんに来てもらい、今年初めてのミーティング。9月21、22日の開催に向けて、今後のスケジュール、コンテンツの見直しについても話しあった。やはり、9回目となる今回は、何か新しいことをやりたいというのが、私たちの本音だ。

 これだけ全国各地でフェスが開かれるようになると、長和にしかできないことは何なのか?地元・長野県をもっとPRする方法はないのか。今回、萌木フェスをやりながら、多くの新しいことにチャレンジしているが、そのアイディア、方法論が長和でも使えないのか…。いろいろ考えることは多い。ウイスキーフェスを手がけた者として、日本初の野外ウイスキーフェス、コンペを手がけた団体として、ウイ文研にしかできないことは何なのか。その模索の日々がまだまだ続く。

 それはともかく、ウイスキー検定の『Whisky Life』第10号もできたことだし、そろそろ検定のことも考えなければならない時期にきているようにも思うのだが。

s_190408_2.jpg





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「碧(AO)の発表会とコンペの受賞ボトル… 」

 このところ連日コンペの結果発表に向けてのミーティングが続いている。昨夜は代表世話人のNさん、Sさんに来てもらい再度検証を行う。ほぼそれで銅賞、銀賞、金賞、最高金賞(仮)のラインナップが出揃った。その授賞式の準備も着々と進んでいる。

 今日は朝10時半にベイエリアのインターコンチネンタルホテルに行き、11時からサントリーの新商品「AO碧」のプレス発表会に出席。テレビカメラも含めて100名近いプレスが集まっていて、新カテゴリーである“ワールドブレンデッド”への関心の高さがうかがい知れた。

 碧はサントリー(ビームサントリー)が所有する世界5大ウイスキーの蒸留所の原酒をブレンドしたもので、ウイスキーの新時代を拓く製品として内外で注目されている。その蒸留所とはスコッチがアードモアとグレンギリーの2つで、アイリッシュはクーリー、アメリカン(バーボン)はクレアモント(ジムビーム)とブッカーノオ、カナディアンはアルバータで、ジャパニーズが山崎と白州である。

 そのブレンドのコンセプト、碧を含めた5種類のテイスティングも面白かったが、味そのものも素晴らしいと感じた。最初にピートスモークやフルーティーなアロマを感じるが、これはアードモアとギリー、そして山崎のシェリー樽原酒が効いているのだろう。バニラやハチミツのような甘さは明らかにジムビームなどのバーボンだ。アルバータはライ麦原料のいわばグレーンウイスキーで、しっかりとブレンデッドの骨格を支えている。

 とにかく、このワールドブレンデッドはそれぞれの原酒が個々に感じられ、ある種の謎解きの面白さがある。ただし、これを楽しむためにはある程度のウイスキーの知識が不可欠と感じた。

 その後1時すぎにウイ文研にもどって、3時からこんどはTBSの「爆報ザ・フライデー」の取材。初代マスター・オブ・ウイスキーの佐々木さん(サントリー)が、番組内で取り上げられるため、“佐々木さんをよく知る人物”として、私がコメントをするためだ。

 収録は30分ほどで終了し、4時すぎからガロアのミーティング。巻頭のハイボール、ソーダ特集のところから、コンペのページまで、もう一度、コンテンツ、レイアウト案を見直し、進行のチェックを行う。まだまだ半分以上のページの原稿が残っていて、気の遠くなる作業の連続だ。

 それが終了したところで、6時半からコンペの実行委員会ミーティング。今回の出席者は私を入れて9名で、金・銀・銅・最高金賞の最終リストをもう一度チェックする。さらに、それ以外の特別賞、そして“無差別級”と私たちが言ってきた、今年のベスト・オブ・ザ・ベスト(今回はシングルモルト)を決める審査の最終エントリー、手順を決定する。

 選ばれたシングルモルトは527アイテム中の上位10アイテム。私を含めた特別ジャッジ15名が、ブラインドでそれらをテイスティングし、順位をつけていくことになる。1位は10点、2位は9点という感じで、10位は1点となり、その合計点の高い順にその10本を並べようというものだ。これから1ヶ月半、何度か協議を重ね、そしてこれだけは6月8日の授賞式の日に発表したいと思っている。

 その授賞式と、同時に行われる授賞式後のパーティーの案内チラシも出来上がった。だれでも参加できて、1万円の参加費で受賞アイテム270本超が無料で飲むことができる。ビュッフェ形式の料理もでるし、メキシコやカリブの音楽ライブ、そしてオペラの歌唱も予定している(予定)。いつものフェスとは異なる、さらなる楽しいイベントにしていければと思っているのだ。


s_190408_1.jpg





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「WPの集中対策と編集長インタビュー」

 萌木から帰って休む間もなく土・日と大阪に行っていた。WPの集中セミナーのためで、日曜の夜8時すぎに帰宅。

 1日の月曜日は新元号の発表をテレビで観て、午後2時にウイ文研。このところ案件を抱えすぎていて、自分がどこにいるのか、何をやっているのか思い出せない瞬間があるが(ヤバイ)、とにかく時間におわれながらも、やるしかない。

 ガロア、萌木の村、大阪フェス、検定、アイラツアー、アイルランド取材のミーティングをこなしながら、午後は福島県郡山の県南酒販さんと会津若松の関係者5人とミーティング。

 今日は午前11時にバカルディジャパンさんにお邪魔して、デュワーズのハイボール戦略について1時間ほど伺う。次号のガロアの編集長インタビューで、そういえば先週月曜日には、角のハイボールのことでサントリーさんに行き、スピリッツ部長のTさんにもインタビューした。今月中旬の入稿に向け、急ピッチでガロアの執筆、その編集作業にも取り組んでいる。

 私は行くことはできないが、4月14日の日曜日には京都ウイスキーパーティーも行われる。ウイ文研としてはもちろんブースも出すので、毎回恒例となっている100mlのお土産ボトルをつくる作業もやってしまう。今回はスコッチブレンデッド、ジャパニーズブレンデッド、ワールドブレンドジンの3種で、ラベルは京都らしいイラストラベルにした。

 このところ大阪フェス、検定合格者向け、萌木フェス、そして11月の東京フェスに向けてオリジナルボトルを買っていて、すでに10本近くがリストに挙がっている。6月2日の大阪フェスにはジャックダニエルも含めて2種、そして萌木でも2~3種類を用意している。

 大阪はオリジナルラベルではないが、萌木はどちらもオリジナルデザインのラベルで、1つは北杜市のシンボルである国蝶のオオムラサキをあしらった。もう1つは、清里・野辺山のシンボル(?)でもある国立天文台の電波望遠鏡をあしらうことに。私も輿水さんも天文少年だったので、今回特別に選んだものだ。もっとも野辺山は長野県になるが…。

 コンペのほうも終了して、もうじき1ヶ月になるが金・銀・銅、そしてプラチナ賞のほぼ結果が出そろい、来週月曜、火曜(4/8~9)には発表できる手はずとなっている。この1ヶ月間、すべてのデータ分析を行い、私自身が検証のためにテイスティングしたアイテムも40~50種類になる。全体のアイテムのほぼ1割近くを、私自身の鼻や舌でも確かめたことになる。

 もともと、それは実行委員長としての責務でもあると思っていたが、思っていた以上に体力、知力、そして細かい数字とのニラメッコで視力に著しい負担をかける結果となった。それらの結果・詳細については近々発表するが、それが終わればいよいよ特別賞、そして“シングルモルト世界一”を決める、テイスティングが始まることになる。その結果発表は6月8日(土)の表彰式当日になる予定だ。


s_190402_1.jpg


s_190402_2.jpg


s_190402_3.jpg





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「萌木の試食とガロアのぶらり旅」

 「ぶらり旅」と萌木フェスの試食を兼ねて朝の特急で山梨県の小淵沢へ。ライターのOさんと待ち合わせて、迎えの車で萌木の村へ行く。

 まず最初に「ロック」で行われるスコッチディナーのメニューの試食を行う。スコッチエッグ、カレンスキンク、フィッシュ&チップス、そしてハギス、さらにデザートのクラナカンだ。スコッチエッグは渡していたレシピが違っていたので、急遽つくり直してもらったが、カレンスキンク、フィッシュ&チップスは、ほぼ完璧。ハギス、クラナカンは若干の修正が必要で、その旨をシェフに伝える。

 試食を兼ねた昼食が終わったところで、タッチダウンビールを造る工房を取材。こだわりのピルスナーと、そのデコクションタンクも見せてもらう。その後、車で野辺山に移動して、駅舎と野辺山天文台の電波望遠鏡を見学。案内してくれたTさんは大のウイスキー好で、私の本の愛読者でもある。日本最大の直径45メートルの電波望遠鏡をはじめ、1時間ほど場内を案内・解説してもらった。

 再び萌木の村にもどり、ホテル・ハットウォールデンにチェックインした後、ビアレストランのオクトベルクへ。元キリンのチーフブレンダーのYさんが開いたオーベルジュで、1日1組限定のレストラン。ビールにまつわる楽しい話、おいしいビールと料理をいただくことができた。

 夜はもどってハットウォールデンのバーパーチで取材。結局、夜11時すぎまで飲んでしまった。昨日はホテルをチェックアウト後、オルゴール館を取材し、10時半にショコラティエの三枝氏が経営するパレドオールへ。ここはビーン・トゥ・バーのチョコレート工房で、清里フェスの時に特別見学会も催される。

 その後、近くのレストランで昼食をとり、自然派ワインで有名なボーペイサージュへ。Oさんの案内で畑も見せてもらうこともできた。さらにワイナリーから車で大泉にあるホテル、ダイワロイヤルへ。ここは朝・夕食バイキングと屋上天文台、展望スペースが自慢で、この日は残念ながら雲がかかっていたが、そこからは南アルプス、八ヶ岳、秩父連山、富士山も見えるという絶景スポット。その絶景、星を見に来る客も多いのだとか。

 チェックイン後、車で20分ほどのホテル・キーウエスト内にあるナカムラ・ウイスキーサルーンへ。オーナーの中村さんが集めたウイスキーが自慢のバーで、ホテルもバーも、その内装、デザインはモダンそのもの。小淵沢に、こんな隠れ家的なホテルとバーがあることに驚いた。なんせ、そこにディスプレイされているボトルにはGMコニッサーズチョイスのキンクレイスや、さらにレディバーンの8年物などがずらり…。

 詳細はガロアを見てのお楽しみだが、夜8時すぎにホテルにもどって夕食バイキング。今日は早朝露天大風呂を楽しんだあと、旧甲州街道の台が原宿にある七賢へ。山梨を代表する酒蔵で、この地で酒造りを始めたのは1750年という老舗中の老舗だ。専務の北原さんに案内されて、日本酒造りの現場を見せてもらう。

 特筆すべきはスパークリング日本酒シリーズ。中でも白州の樽で1ヶ月寝かせた「杜ノ奏(もりのかなで)」が話題で、北原さんたちが取り組んでいる“泡酒”の話をたっぷりと伺う。これは市販されていないが、山崎の樽で寝かせた「水明」というスパークリング日本酒もあり、日本酒の新たな世界を切り開く、その熱意のようなものをヒシヒシと感じた。

 昼は七賢さんが経営する「臺眠(だいみん)」というレストランで、自慢の糀漬けの鮭をいただきながら、その「杜ノ奏」を試飲させてもらう。ブドウ原料のシャンパンと違って米原料のスパークリング日本酒。酸味がない分、飲みやすくソフトで、さらりと喉を通る。まさに和食との相性はバツグンだ。

 驚きの世界を体験させてもらったあと、再び車で小淵沢の駅にもどり、特急あずさで東京にもどることに。休む間もなく、こんどの土・日は大阪で、WPの対策講座である。


s_190328_1.jpg


s_190328_2.jpg


s_190328_3.jpg


s_190328_4.jpg


s_190328_5.jpg





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter