FC2ブログ
1
2
3
5
6
7
8
10
12
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  12 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「東京フェスとテレビの収録」

 初の2日開催だったフェスが無事終了した。フェス前々日の木曜日には、夕方4時半に世田谷区砧にあるテレビのスタジオに入って、中京テレビ(日本テレビ)のバラエティー番組「逢喜利」に出演。

 毎回著名人をよび、その人にまつわる思い出や、今逢いたい人とサプライズ対面するという番組で、私はそのサプライズゲストとしてよばれたもの。フェス準備とガロアでテンヤワンヤの状態だったが、快く引き受けさせてもらった。

 まあ、番組は観てのお楽しみということで、夜8時すぎに収録を終え、23日の金曜日は再びガロアの原稿書き、その校正、そしてフェスの準備。スタッフは荷物の搬送・搬入・そして会場設営のため午後から2手に分かれ作業していたが、私が終日仕事場にこもり、フェスのセミナーの準備にも取りかかる。

 初日のウェールズのペンダーリン、そして2日目の「シングルモルトに出会って30年」のセミナーのためのテイスティングや、資料の読みこみなどに午後の時間を費やす。ペンダーリンは5種を改めてテイスティングしたが、これが実に面白い。

 ということで、フェス当日は8時に高田馬場のベルサールに行きスタッフと合流、開場準備をする。予定通り10時半には受付開始し、10時50分には開場。11時ぴったりに開会宣言をして、初の2日開催のフェスがスタート。

 その後のこと、フェスの様子、16のセミナーの内容については次号のガロアで大特集を組むので、そちらを見てほしいが、とにかくすごい人で終日、多くの人と接することができた。初日約4500人、2日目も約3500人、トータル8000人の入場者があり、当初心配していた2日目もすごい人で、主催者としても、ほっとひと安心した次第だ。

 それにしても、たった10人足らずのウイ文研のスタッフだけで、これだけのイベントをやってしまうのだから、スタッフの献身には頭が下がる。前日の荷物搬入から、1000個近い荷物の仕分け、そして各ブースのテーブルに1つ1つ白いクロスをかけていくのも、うちのスタッフである。

 11年前、銀座のビルの7階で、たった400人規模のフェスからスタートしたウイスキーフェスティバルだが、その時からすべて自分たちの手でやることをポリシーとしてきた。たとえ、このフェスが1万人、2万人規模となろうとも、ウイ文研のスタッフがすべてハンドリングすることが我々の使命だと思っている。すべては出展者、入場者のためだと思っている。

 とりあえずフェスも終わって、あとはガロア、検定、そしてコンペである。その前に白州、笹の川だが…。


s_181125_1.jpg


s_181125_2.jpg


s_181126_1.jpg




* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「東京フェス、さらにラムの海老沢さんにインタビュー」

 東京フェスが近づいている。初の2日開催ということもあり、準備・荷造りのほうも大変だ。今週は連日のようにスタッフが夜遅くまで準備におわれている。

 出展ブースは過去最多で、企業にして80社超。ブース数にして100を超えている。ウイスキーの数も、それこそ世界中のウイスキーが約700から1000種類揃うだろう。入場者も2日間で7000人超、ブース関係者だけでも400人近くになるはずだ。また昨今のジン、スピリッツブームも受けて、クラフトジンだけでも200~300種類にのぼる予定だ。25日の日曜日には別のところでジンの大きなイベントも開かれるようだが、我々のウイスキーフェスに登場するジンの数も負けていない。

 セミナーも2日間で16行われるが、ほぼすべてが売り切れで、当日券はかなり限られている。16のセミナーで登場するウイスキーの数だけでも100種類近くになる。その中には私のやるセミナーに登場する超レアなボトルもある。1954のグレングラントや1958のハイランドパークなどで、へたをすると1本100万円を超える場合もあるだろう…。

 ウイ文研ブースではコニサー、検定のテキストをはじめ、それぞれの過去問題集、そしてウイスキー、私関連の書籍が並び、ほぼそのすべてにサインを入れた。ガロアのバックナンバーも、売り切れた号を別にして、すべてが揃い、フェス特価で販売される。さらに懐かしい『ウイスキー通信』も、この際だからということで、タダでプレゼントする予定だ。

 ウイ文研のウイスキーブースでは、今回のフェスオリジナル4種のボトルの他、恒例の100mlボトル5種、そして「ウエストポート」の200mlボトルも、特別に販売する。もちろん、有料試飲もありで、今回の目玉は富士御殿場の「エバモア21年物」だ。

 さらにウイ文研の特設ブースでは、毎回恒例のトートバッグの他に、今回新しく登場するポットスチルトランプ、ポットスチルポスターも登場する。

 またウイスキー検定ブースでは、合格者特典として販売され、売り切れになった「マクダフ」が特別に試飲できるし、特典第2弾の「カリラ」も特別販売が行われる。

 来年3月の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」の特設ブースもあり、そこでは実行委員会のインタビュー動画映像、そして180人のジャッジのファイルも見ることができる。当日はインスタ映えする特別な仕掛けも用意しているので、楽しみにしていてほしい。目指せインスタ1万件である。

 と、フェスの準備におわれていたが、今日は2時に吉祥寺の「スクリュードライバー」に行って、ラム協会の海老沢さんにインタビュー。これも次号のガロア用で、やはり海老沢さんがラムにはまったきっかけ、ラム協会のこと、そしてラムとはいったい、どういう酒なのかについて、じっくりと話を聞いた。造り方や熟成、地域によってラムを3×3の9つに分類させるという、海老沢さんたちのやり方が、非常に分かりやすく面白かった。

 トラディショナル、アグリコール、ハイテストモラセス、さらに宗主国別のイギリス系、フランス系、スペイン系の6種の代表的なラムを試飲させてもらいながら、違いについて明確に知ることができ、実に有意義な時間をすごすことができた。これも次号のガロアを見てのお楽しみで、いつかウイスキーとは別に、世界4大スピリッツの祭典を東京で開催させたいと、ますます強く思った次第だ。

 考えてみれば、それもこれも、すべてTWSCのおかげで、私が言いだしたことではあるが、おかげでウイスキーから一気に他のスピリッツへと、目を開かせてもらった気がする。ベースはあくまでもウイスキーだが、ウイスキーをより深く知るためにも、他のスピリッツを知ることは重要なのだ。

 今回の東京フェスは、そういう意味でも試金石となる…。改めて、フェスを私自らが楽しみたいと思っている。とりあえず、フェスの間は原稿を書かなくても済むのだから。


s_181120_1.jpg


s_181120_2.jpg


s_181120_3.jpg


s_181120_4.jpg





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「歯医者と浜松のバーTHINK30周年」

 このところ原稿執筆と、その校正作業などで一日中机に座っていることが多いせいか、腰痛・首痛・眼精疲労に悩まされてきたが、それに加えて歯痛となり、再び歯医者通い。なんともな結果だが、海外に行っている時でなくてよかったと、せめて自分をなぐさめるしかない…。

 ということで土曜日は午前中原稿を書いて、夕方4時半に横浜の歯医者。久しぶりに帰りにヨドバシに寄って、カメラ用品の買い出し。ニコンのミラーレス、フルサイズの一眼が出ていて、それを見るとついつい欲しくなる。ファインダーを覗いた際の、そのあまりの明るさに驚くが、その分バッテリーの減りが早いのだとか。いずれにしろ、思案のしどころである。

 今日も午前中原稿を書いて、午後の新幹線で浜松へ。6時から開かれたバーTHINKの30周年パーティーに出席。オーナーバーテンダーだったTさんとは、もう25年来の付き合い。今は宮古島に移住してしまったが、考えてみればTHINKの10周年、20周年、そして宮古のバーTHINKの10周年と、ことごとく出ている気がする。それも毎回乾杯の挨拶と音頭である。

 最初に浜松に行ったのは、私が『モルトウイスキー大全』を出した直後の1996年。その時は「御前崎で釣りができます」ということで行ったが、宮古に移ってからも、私への誘い文句はいつも「釣りができますから!」だった。まあ、それに乗せられて2年おきくらいに宮古島には行っているのだが…。

 それはともかく、東京フェスもいよいよあと1週間に迫った。まだまだ準備は終わっていないが、フェス恒例の100mlのおみやげボトルの制作にも先週から入っている。今回はスコッチ、アイリッシュ、ジャパニーズ、アメリカン、そしてジンの5種類と、久々に200mlのスクエアボトルも出すことにした。

 もともとフェス翌日の中国人ツアーのおみやげボトルの予定だったが、急遽ブレンデッドモルトの「ウエストポート」を詰めて、フェス用にすることにした。もちろんウエストポートは99.9%が、グレンモーレンジィだ。なのでラベルには当然キリン、ということでスタッフのIさんがキリンの長い首をラベルにデザインした。それ以外の5種類も含めて、フェスを楽しみにしていただければと思う。

 週が明ければ怒涛のフェス準備。セミナーもカバランやランベイ、レイクス、ウルフバーン、スコッチユニバースなどがまだ売れ残っているようだが、どれも貴重な試飲アイテムばかり。特別におみやげも用意されているセミナーもあるということだから、早い者勝ちかもしれない。

s_181118_1.jpg


s_181118_2.jpg




* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「テキーラの林さんにインタビュー」

 東京フェス、コンペ、エキスパート試験、検定などで分刻みのスケジュールが続いていたが、いっぽうでガロアが年末進行のため、原稿執筆、校正に日々おわれまくっている。次号はジンの大特集ということもあり、このところジン関係の資料を読みあさる日が続いているが、そんななか、今日はテキーラの林さんに六本木の「アガベ」で、ロングインタビュー。

 せっかくジン特集をやるならということもあり、また来年のウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で、林さんには実行委員会のメンバーにも加わってもらっているので、テキーラのこと、林さんのことを聞いておきたかったのだ。事前に林さんの『テキーラ大鑑』に目を通してはいたが、聞きたいことは山ほどあった。

 まずは林さんの個人ヒストリー。なぜロスに渡り映画の勉強のためにカリフォルニア大学に入ったのか。それがどうしてテキーラと出会い、テキーラにのめり込むことになったのか…。小学生の頃からの映画少年だったという林さんが、大学を出て初めてハリウッドで映画の仕事をした時、その打ち上げのパーティーで林さんのグラスにテキーラを注いでくれたのが、その映画に出演していたショーン・コネリーだったという衝撃の事実(!!)。なんとも、うらやましい。

 それまで、お酒が飲めなかったという林さんがいっぺんにテキーラにはまってゆく。すぐに訪れたのがメキシコ・ハリスコ州のテキーラ村、クエルボ社だったという。クエルボは1758年に創業したテキーラ最古の蒸留所であり、世界最大のテキーラメーカー。ウイスキーの世界では、アイルランドのブッシュミルズ蒸留所のオーナーとしても知られている。

 詳述はガロア2月号(2019年1月11日発売)にゆずるとして、そもそもテキーラとは何か、竜舌蘭とは、ハリスコ州の大きさは。いくつの蒸留所があるのか、そしてテキーラの種類、造りについても、林さんから聞くことができた。地理的なサイズ感でいうと、ハリスコ州がスコットランドとほぼ同じ面積。ということは、日本の北海道くらいの大きさということになる。そこに140を超える蒸留所があるというのも、これまたスコッチと同じサイズ感ということができるのかもしれない。

 いずれにしろ、「アガベ」で代表的なテキーラのアネホと、メスカル、そしてクエルボを飲みながら、じっくりと話をうかがう。とにかく聞いていると、やはり実際にこの眼で見たいという思いが沸いてくる。ぜひ来年は林さんと行くテキーラツアーを実現させたいと思っている。



s_181116_2.jpg


s_181116_3.jpg


s_181116_1.jpg




* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

 

「銀座のロジェとカフェジン、カフェウオッカ…」

 このところ連日飲み会やら取材が続いている。昨日は銀座のロジェで鹿児島の佐多宗ニ商店の佐多さんら10名で豪華なディナー、飲み会。中心は今年6月にアイルランドの蒸留所を巡ったメンバー達である。佐多さんが造ったアブサンの「クスシキ」やウオッカで乾杯し、その後はロジェ自慢のワインを久しぶりに堪能した。最後の〆めは、BBRの1960年のビンテージポート(!)である…。

 今日は12時半すぎに南青山のニッカ・ブレンダーズバーに行き、1時からカフェジン、カフェウオッカについて、チーフブレンダーの佐久間さんにインタビュー。次号のガロアのジン特集用で、ジンやウオッカの造りについて詳細を聞くことができた。詳しくはガロアを見てのお楽しみだが、やはりカフェジンの造り方が面白かった。

 なんとカフェスチルとは別に、宮城峡には、ジンを造る銅製、ステンレス製のスチルが計3基あり、それでボタニカルを浸漬させて造っているのだという。それもステンレス製のものは、ニッカが特許を持つという減圧蒸留だ。40℃くらいで、主に柑橘系のボタニカルを蒸留するのだとか。もちろんベーススピリッツはカフェスチルで蒸留した特別のスピリッツ。それも、いわゆる麦芽原料のカフェモルト・スピリッツと、トウモロコシ原料のカフェグレーン・スピリッツの2つを分けて造っている。つまり、相当に手のこんだ、そして複雑な造りをしているのだ。

 インタビューと撮影は1時間ほどで終了し、そのままウイ文研のオフィスにもどり、3時半から東京フェスの動画撮影の打ち合わせ。来年のフェスのこともあり、11年目にして初めてスチルだけでなく、ムービーでもフェスの記録を残しておきたいと思ったからだ。いずれユーチューブにもアップしようと思っている。

 そのミーティングの合い間にフェスで売り出す「ポットスチルポスター」の入稿データの確認。A1サイズで出力してみたが、これがなかなか見事なできだ。刷り上がりはフェスぎりぎりだが、当日は500部ほどを売りたいと思っている。

 その後、5時すぎにウイ文研を退社して恵比寿の仕事場にもどり、再びガロアのジン特集の原稿書き。巻頭のジンについてのQ&A、約16枚を書き上げてしまう。次号ガロアはジン特集だが、それ以外に4大スピリッツのテキーラ、ラムについても特集する予定だ。明日はそのために六本木の「アガベ」で、テキーラの林さんにインタビューである。


s_181115_1.jpg


s_181115_2.jpg


s_181115_3.jpg





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter