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  05 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「余市でテレビ番組の収録」

 NHKワールドの「ジャパノロジープラス」という番組の収録のため、余市に行く。さすがに朝早くてツライが、5時に起きて山の手とモノレールを乗り継ぎ7時すぎに羽田空港へ。8時半発のJAL便で千歳へ。天気予報では、それほど雪は降らないといっていたが、千歳では小雪が舞っている。

 番組スタッフやプレゼンターのピーター・バラカンさんと落ち合いロケ車で一路余市に向かう。途中、小樽で昼食をとったが、余市には1時前に着き、さっそく収録がスタート。小雪どころか本格的な雪の中、蒸留所に入るシーンから撮影開始。キルンではピートを焚いてくれていたが、モーレツな雪で、ピートの煙も見えないほどだ。

 その後、石炭直火の蒸留棟、ウェアハウスと収録。そのウェアハウスではチーフブレンダーの佐久間さんも合流してくれた。収録のため、わざわざ余市まで来てもらっていたのだ。その後一度事務所で休憩を取り、5時すぎからウイスキー博物館内のバーカウンターで、佐久間さんからブレンドの妙と、実際のブレンディングを6種の原酒を使ってやってもらう。

 最初にノージングでそれぞれの個性を知ってもらったあと、佐久間さんがレシピ帳をもとに2種類のブレンドをつくり、それを私とバラカンさんで実際テイスティングしてみるというもの。ピペットを使った繊細な作業にも驚いたが、つくってもらった2種類のブレンドがまったく違う風味に仕上がっていたことに、改めて驚いた。わずか10mlという試作品だが、見事に味が違う。

 この番組を見る海外の視聴者にとっても、日本のモノづくりの繊細さがよく伝わったのではないかと思う。結局収録は6時すぎまで続き、その後小樽にもどってホテルにチェックイン。ホテル周辺には何もないということで、中心部の「庄坊番屋」という居酒屋でとりあえず夕食兼、この日の打上げ。バラカンさんとはもちろん初対面だったが、本当に気さくな人で、すぐに打ち解けることができた。日本に住んで40年ということもあり、日本語は本当に完璧だ。

 結局ラストオーダーの時間まで居酒屋にいて、ホテルにもどって寝たのは11時半すぎ。今朝はやはり6時に起き、7時半に朝食。部屋は14階だったが、窓の外にはすぐ海が迫っている。

 マリーナなのだろうか、多くのレジャーボート、ヨットが並んでいる。しかし相変わらずの激しい雪で、一面灰色に沈んでいる。

 ホテルを9時15分に出発し、10時すぎから再び余市で2日目の収録がスタート。余市は逆に晴れていて、太陽が眩しい。昨日は雪の中のシーンだったので、もう一度青空のもとで最初のシーンを撮り直し。その後、正面ゲートの上の特別室でバラカンさんと私の2人で、「竹鶴ノート」を見ながら、ノートの意義、日本のウイスキーの特長などを語り、最後は余市のロックで乾杯をして、無事撮影は終了。

 近くの柿崎食堂で昼食を食べ、バラカンさんと一路車で千歳空港にもどり、3時発のフライトで東京にもどることに。2日間不在にしていてフェスの準備などが心配だったが、恵比寿に着いたのが6時すぎだったので、事務所には行かず、電話で状況を聞いただけで仕事場に直帰。

 それにしても、やはり余市の人の多さはスゴイ。昨年は90万人を突破したということだったが、晴れた今日も、3月初旬だというのに中国人が大型バス5台でやって来ていて、聞こえるのは中国語ばかり・・・。そういえば小樽も運河のあたりは、吹雪だというのに多くの中国人が歩いていた。春節は終わったハズなのだが・・・。

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