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  05 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「論文審査と早川さんのセミナー」

 昨日は一日中マスター・オブ・ウイスキーの論文に目を通す。今年の受験者は6名で、うち一人は昨年論文が通っているので、実際に今回論文を提出した者は5名だ。

 どれも力作揃いだが、残念ながら論文としての体裁がとれてないのもある。やはり、人に読んでもらうものだから、それなりの読みやすさ、文章の構成力も必要になってくる。また、それぞれテーマは悪くないのだが、そのテーマに対するアプローチ、検証の方法などに疑問を抱かざるをえないものも多い。

 それと一番肝心なのがオリジナリティーで、単なる文献の引き写しではなく、自分なりの考え、それからまだ誰も論述したことのないユニークな視点、新しい事実などを提示しなければ論文にならないと思っている。つまり、他の人にはない、その人独自の視点、オリジナリティーが何よりも大切だということだ。

 論文審査は私も含めて代表世話人4人でやっている。各自が提出された論文を読み、その採点結果を後日もちより、合否を協議することになる。今回の判定会は来週月曜、12月21日に行われる予定だ。

 結局一日中かかって5本の論文を読み込み、その採点作業。夕方6時に南麻布のイタリアンに行って学習院関係者と、結婚祝いを兼ねた忘年会。10期先輩のUさんが、めでたく結婚(!)したので、少人数のメンバーで集まって、その祝いのパーティーを催した。

 そのまま二次会は歩いて南青山のヘルムズデールまで行き、〆めのモルトウイスキーを5種類。タクシーで恵比寿の仕事場までもどる。

 今日は昼の12時にスコ文研に行き、1時から早川さんの「プロのためのウイスキー製造概論」を、一受講生として受講。これは3回シリーズの初回で、ウイスキー関連の法律から製造設備、そして原料から仕込み、発酵にいたるまでのプロセスを80ページ近い資料を用意しながら、3時間にわたって講義するというもの。

 定員は30名だったが、1~2名オーバーするほどの人気で、遠く北海道や九州からも受講生が集まっていた。皆、クラフトディスティラリーや実際のウイスキー造りに興味・関心がある者ばかりだ。厚岸や静岡、笹の川、マルスの関係者も見えている。

 セミナーは予定をオーバーして4時半すぎに終了し、そのまま私は恵比寿の仕事場にもどり、マスター・オブ・ウイスキーの論文審査のつづきを行う。今年も、残すところ10日ほどだ…。


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