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  10 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「勢いが増すアイリッシュウイスキー・・・」

 今年に入ってからスコ文研ホームページのウイスキーニュースを書く暇がなかったので、このところ清里フェス、東京フェス、ワールドの合い間をぬって英文のニュースをチェックしている。北アイルランドのブッシュミルズがディアジオからクエルボに移ったというニュースを知らなかったという大失態を犯していたので、なおさらだ。

 4月くらいからのニュースを一気に読んだが(丸2日かかった)、ウイスキーの世界は今、すごい勢いでいろんなことが起きている。特にアメリカン・アイリッシュの動きが激しい。どちらもここ数年、爆発的な勢いを示していて、特にアイリッシュは毎年2桁増。それ受けて新しく蒸留所の計画が目白押しだという。その数20ウンヌン・・・。

 今から25年前に、アイルランドには(北アイルランドも含めて)ブッシュミルズ、ミドルトンの2つしかなかったことを思えば、驚異的だ。

 グレンフィディックで有名なウィリアム・グラント&サンズ社がタラモアデューを買収し、すでに新しい蒸留所を稼動させているとは知られているが、時を同じくしてアメリカのビーム社が、クーリーとキルベガンをティーリング社から買収。そして、そのビーム社を買収したのがサントリーだが、こんどはジャックダニエルやウッドフォードリザーブを所有するアメリカのブラウンフォーマン社(ビームの良きライバルだ)が、アイルランド中部のミース県にあるスレーン城の敷地内に、新しい蒸留所を建設すると発表。

 スレーン城は第8代カニンガルム爵が所有する城で、アイルランド最大の野外音楽フェスの会場としても有名だ。過去にはストーンズやクイーン、U2、マドンナなどもライブをやっているという。

 さらにクーリーとキルベガンを売ったティーリング家は、父のジョン・ティーリングがダンダルクに新しく蒸留所を創業。息子のジャック・ティーリングが、なんとダブリンにこちらも新しい蒸留所を創設。どちらもすでに生産を開始しているという!ダンダルクの蒸留所は、かつてギネスグループのアイリッシュラガー、「ハープ」を造っていた醸造所で、すでにグレーンを造る連続式蒸留機を導入し、生産を開始しているという。

 いずれにしろ、アイルランドにはここ5~6年行っていないので、来年にはぜひ訪れたいと思っている。

 ということで、それのニュースをチェックしつつ、清里フェスの前に『ウイスキー通信』の原稿を書いてしまわないといけないので、今日は朝から通信の原稿書き。巻頭の「ウイスキー日和」のところの原稿3本を書いてしまう。


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