1
3
4
5
6
8
9
10
12
14
15
16
18
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
  04 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「半月ぶりにスコットランドから帰国・・・」

 昨日夕方6時に無事スコットランドから戻ってきた。7月17日(金)に出発して8月1日(土)だから、丸2週間という長い取材旅行だった。

 今回訪問した蒸留所はバリンダルロッホ、アードモア、トーモア、グレンキース、ダルメニャック、グレンエルギン、クラガンモア、カードゥ、アードナマッハン、ベンネヴィス、グレンオード、グレンモーレンジィ、キングスバーンズ、エデンミル、レイクスの15か所。他にダンカンテイラー、スペイサイドクーパレッジ、皆川達也、ダフタウン~キース・ウイスキー鉄道、ボーネス、ダンファームリン修道院など取材している。その走行距離は約2500kmにもなった。

 その間、最初の一週間はクレイゲラキとダフタウンの中間にあるホリデーコテージを借り、自炊生活。その後3日間はクレイゲラキのハイランダーイン、そして最後の3日間はエジンバラのダコタホテルだった。
 
 日本を出る前に、ちょうど全英オープンゴルフが始まっていて(今年はセント・アンドリュース)、スコットランドは寒いと、なんとなく分かっていたが、実際はその想像をはるかに超えていた。異常気象ともいえる寒気がずっと居座り(例年より8~10度低い)、日中でも13~14℃、朝晩は5~6℃まで冷えこんでいた。日本でいえば真冬並みである。

 この時期(7月中旬~下旬)のスコットランドは過去に何度も行っているが、ここまで寒いのはほとんど記憶にない。しかも、連日のように雨である・・・。コテージには暖炉があったので毎日、朝と夜に暖炉に火をもやした。薪と石炭と、そして後半はガソリンスタンドで買ってきた25kgパックのピートである。

 さらに今回の取材では、トラブルも相次いだ。一番のトラブルはレンタカーが走行中に突然ストップしてしまったことで、その時は、どうなることかと肝をつぶした。幸いクレイゲラキからコテージへ帰る途中で、ハイランダーインの皆川さんに連絡がついたことと、レッカー車が来てくれたことで、事無きを得たが、翌日は一日中レンタカーが使えなかった・・・。

 それでも、旅には不思議な出会いもあるもので、たまたまハイランダーインに宿泊していた日本人のTさんの車に便乗させてもらい、翌日の蒸留所のアポをなんとかこなした。Tさんは偶然にも、北海道厚岸の新蒸留所プロジェクトの一員でもあった。

 その後もガス欠事件や、蒸留所のアポの時間変更など、いくつかのトラブルもあったが、とにかく無事に帰ってくることができて、今はホッとしている。今回訪れた蒸留所のうち6つが新規の蒸留所である。さらにグレンキースとグレンオードは拡張後初であり、アードモアとグレンエルギンも、内部を見るのは今回が初めてであった。そういう意味では、大いに収穫があった取材といえるだろう。今後、ワールドや通信で紹介していきたいと思っている。

 それにしても、日本のこの暑さは異常としか言いようがない。平均10~11℃のスコットランドに2週間いた身としては、気温差25℃のこの変化は、やはりツライとしか言いようがない。もう、笑ってしまうしかない心境だ・・・。

 帰国した土曜の夜に、偶然NHKの日航ジャンボ機墜落事故30年特番を見た。あの日航機の墜落からもう30年になるのかと思った。当時私は『FOCUS』の記者として、この事故の取材にあたることになった。事故当時は岐阜に別件で出張中で、ホテルのニュースで知ったが、急きょ朝イチの新幹線で編集部にもどり、現場取材の後方支援をやらされた。

 『FOCUS』からは群馬側と長野県の南相木村の2か所に取材チームが出ていたが、その理由がNHKの特番を見ていてよく分かった。事故から16時間、墜落現場の特定ができていなかったのだ・・・。


150802_1.jpg


150802_2.jpg


150802_3.jpg


150802_4.jpg

スポンサーサイト



* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter