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  08 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「韓国のテレビ局からインタビュー取材」

 昨夜、飲みすぎたせいか、午前中は体調不良・・・。しかしいつものように『101レジェンダリーウイスキー』の校正作業をやって、午後スコ文研。3時に韓国のテレビ局がやってきて、あるドキュメンタリー番組のインタビュー取材を受ける。

 2000年に韓国で起きた殺人事件にからむもので、容疑者は23歳の女性。被害者は彼女の父親で、逮捕容疑は、ペットボトル入りの日本製のウイスキーに睡眠剤を入れて、死に至らしめたものという。

 一審・二審、日本でいう最高裁でも有罪判決を受け、無期懲役が確定しているが、彼女は一貫して無罪を主張。日本製ウイスキー云々というのは、警察・検察のデッチ上げだと主張しているという。そこで韓国の弁護士会が再審請求に動き出し、その再審が認められるかどうかが、大詰めにきているのだとか。

 韓国のテレビ局から私に依頼があったのは、2000年当時、日本でペットボトル入りのウイスキーが売られていたかどうかを調べてほしいというもの。しかも、裁判所に提出された、彼女直筆のイラストによると、それは白いキャップの50度のウイスキーで、容量は500mlだったという(これも警察のデッチ上げと彼女は主張)。

 テレビ局から送られてきた、そのイラストを見たが、まるでコーラかウーロン茶、緑茶のような形のペットボトルである。このイラストを見てピンときたのは、富士山麓50度だったが、これは2005年の発売で、しかも4ℓのペットボトルはあるが、500mlのペットはないという。もちろん決定的に違うのは、2000年当時、このウイスキーは世に出ていなかったという点である。

 では当時ペット入りのウイスキーで、白いキャップの50度、500mlのボトルはあったのかという点。いくつか、メーカーさんに聞いてもらったが、水割りウイスキーだったら500mlのペットがあるという。しかし、これは9%の水割りウイスキー。その点は、イラストとは該当しないし、そもそも、当時23歳の韓国の女性が日本製のウイスキーのペットボトルを知っているだろうか。いや、手に入っただろうかという疑問が残る。

 詳しいことは分からないし、私が答える立場にはないので、調べた範囲のこと旨を申し上げ、1時間ほどでインタビューは終了。その後、再び校正仕事にもどって、7時から新しくスコ文研に入ったスタッフSさんのために歓迎会。

 いつものように目の前の、明治通りに面した焼肉88店で、焼肉にビール、ハイボール、ワインの飲み放題。すっかり、スコ文研の定番となってしまったが、年のせいか、肉よりも魚、野菜が恋しくなる。いや、疲れがピークにきているのかもしれない・・・。


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