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  10 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「缶詰め座談会の結果は…」

 昨日は、今年11月に行われる東京フェスのミーティングや、シェリーツアーの終了ミーティングも行ったが、今日は朝からウイスキー検定の問題作り。今回は3級、2級、JW級の3つの問題、計300問を作らないといけない。連休明けが印刷所への入稿〆切りなので、休み返上の一週間となりそうだ…。

 とりあえず、3級から着手し、昼前にスコ文研。次号『Whisky World』の巻頭特集の、缶つま、缶詰め大試食・試飲座談会が1時からスコ文研のウイスキースクールで行われるためだ。そのために集めた缶詰が30~40種類!

 参加者はワールドのテイスター4人と、代表世話人のSさんを加えた計5人。テイスターの一人でスコッチ担当のY岡さんは不在のため、5人となったのだが、大阪から編集のM君、カメラマンのFさんにも来て、予定通り1時すぎから缶詰め座談会がスタート。

 片っぱしから缶詰めを空け、それを紙皿に少量ずつ取り分け、試食しながら用意したウイスキー40~50種を合わせていく。用意したウイスキーはスコッチ、ジャパニーズを中心に、アメリカンのバーボン、アイリッシュ(ピュアポットスチルウイスキーのレッドブレストも)、カナディアンなど多種多様。シングルモルトもあればブレンデッド、ピュアモルト、そしてグレーンウイスキーもある。

 それをストレート、ロック、ハイボール、水割りと代表的な飲み方で試していく。最初は要領がつかめなかったが、やっていくうちに、缶詰めを試食しただけで、なんとなくそれに合うウイスキーと、飲み方のスタイルが分かってくる。やみくもに全てを試すのではなく、ある傾向が分かって来ると、試すウイスキーも決まってくるのだ。

 ということで、試した(飲んだ)ウイスキーは20種類くらいだっただろうか。意外だったのが、スコッチのシングルモルトに合うのが見つからず、ジャパニーズの竹鶴や角瓶がオールマイティーだったこと。しかも、油っこい缶詰めには口の中をさっぱりさせてくれるハイボールが、改めてピッタリだということが分かった。

 もうひとつ意外だったのが、アイルランドやポーランド、ノルウェー産の外国の魚の缶詰(サーディンやマッケラル、ヘリングなど)の方が味つけが薄く、素材の味が生きていて、ウイスキーに合うということだった。いや、このまま食べても実に旨い。日本の缶つまに比べて、外国産はやや雑だと思っていたが、逆に素材の味はアイルランドのサバやポルトガルのイワシ、ノルウェーのニシンにほうが美味しいのだ。

 結局、座談会は3時半ごろに終了し、すぐにそのあと片づけ。部屋中に缶詰めのオイルの香りが充満していて、思わず窓を全開にしてしまった。ご飯のおかず(小さい頃は缶詰めがご馳走だった!)には良いが、ウイスキーのつまみとなると、その油と塩分、濃い味付けが気になるというのが、テイスターの大方の意見だった。

 座談会終了後、再び仕事にもどったが、時差ぼけで睡眠があまり取れていないせいもあり、夕方すぎには眠くて仕事にならないので、7時前には事務所を出て恵比寿にもどる。なんだか、体中、缶詰めくさい…。

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