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  09 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ついに体が悲鳴をあげる…」

 ついにと言うべきか、やはりと言うべきか、あまりに根をつめる日々がつづいていたせいか、とうとう体が悲鳴を上げてしまった。

 19日の水曜日から少し変だと思ってはいたが、ワールドや通信、検定のニューズレター、コニサーのニューズレター、マスター・オブ・ウイスキーの件などがあり、ギリギリの状態で仕事を続けていた。それでもワールドの校正を見届け、7時前に恵比寿にもどった時は、それほどでもないと思っていた。しかし、その夜から熱が上がり、翌朝の段階でも37.7度ある。週末にかけ、水戸と博多に行かなくてはならないので、朝イチで病院に行き診てもらったら、とりあえずインフルエンザではなく風邪だということだった。抗生剤や解熱剤などの薬をもらい、大事をとって午前中は休むことに。

 しかし4時から八重洲で「MB倶楽部」のセミナーが入っていたため、2時半にスコ文研に行き、体がシンドイので、タクシーで3時半すぎに八重洲の会場へ。予定通り、4時から2時間、竹鶴政孝と、竹鶴の原点となったスコッチウイスキーについて話をする。マッカラン12年シェリー、ラフロイグ10年、竹鶴17年の3種をテイスティングしながらの講義である。

 やっている最中から再び熱が上がっているのを感じてはいたが、だからといって手を抜くわけにはいかない。なんとか無事セミナーをこなし、7時すぎに電車で恵比寿にもどる。

 20日の金曜は大事をとり、恵比寿でワールドの下版作業。iPadに送られてくるPDFを見ながら、校正箇所の指示をスコ文研スタッフに伝える。本当は直接、プリントアウトした紙に朱を入れられれば早いのだが、恵比寿ではそうもいかず。その合い間に、水戸のセミナー、博多のセミナーの準備。

 その間、インスタントのお粥を作って食べていたが、あまり食欲がない。それでも、なんとか熱は下がると思っていた。しかし、再び夜から熱が上がり、21日土曜は6時に起きた段階で37.4度。かといってセミナーに穴をあけるわけにもいかず、上野発9時の常磐線特急で水戸へ。10時半頃に会場となる京成ホテルに到き、「紅茶インストラクター会」の特別講演。11時からその午前の部がスタート。

 午前の部は一応テーマが“イギリスの紅茶のある風景”で、午後2時からの部のテーマが“スコットランドの紅茶のある風景”。どちらも90分のトークで、途中、1時間半の休憩をはさんで、合計3時間ほど話をする。ただし、午後はかなりマッサンの話もすることにした。なぜならエリー(リタ)さんがスコットランド出身で、受講生の大半(70~80名で9割以上が女性)が、ドラマ「マッサン」を楽しみに観ていると聞いていたからだ。

 ドラマは20世紀初頃のスコットランドの典型的な中産階級の生活スタイルが反映されている。もちろん、エリーさんが淹れるのは、生涯にわたって紅茶しかありえないのだ。そのため、演壇の脇には、当時のティーセットなどがディスプレイされていた。

 体調は最悪で、途中で熱が上昇しているのを感じていたが、無事話しおえ、しかしそのまま4時20分すぎの特急で、水戸を発って品川経由で、恵比寿にもどる。車内でずっと尋常ではない寒気を感じていたが、どうすることもできず、恵比寿にもどって体温を計ったら、なんと38.4度(!)。

 完全に体が悲鳴を上げてしまい、どうにもこうにもシンドクてしょうがない。明日の博多にそなえて早めに寝ようと思ったが、徐々に、それどころではないと分かってきた。火が出るように体が熱く、抗生物質や解熱剤の効果がまったく期待できないほど、体が弱ってしまっているのだ。仕方なく9時頃に博多行きを取りやめる決断をし、先行して博多に入っているスタッフNさんに、その旨を連絡。

 残念といえば残念で、同時に無念でもあるが、どうしようもない…。私のセミナーを楽しみに待ってくれている博多のファンには申し訳ないが、元旦から1日も休みなく、根をつめて仕事を続けてきたツケがついに回ってきたということなのだろう。39度近い熱に一晩中うなされながら、少しこれからの仕事のことも考えてしまった。いろんなことが一段落したら、本当に休まないといけないんだろう…。

 結局、今日は朝イチで妻に迎えに来てもらい、車で午前中のうちに鎌倉にもどって、一日中、鎌倉で休養。とにかく、熱が下がるのを待つしかない。そのために、ひたすら眠ることにした。



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