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  09 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「仙台でアランウイスキーを楽しむ会」
 今日は父の命日である。亡くなったのは2012年2月28日だから、早いもので3年になる。ちょうどカティサーク、グレンロセス、アバフェルディの全国セミナーをやっている最中で、その合間をぬって佐渡に帰郷したことを覚えている。どうしてもセミナーに穴をあけるわけにいかず、通夜・葬儀を2日ほどずらしたことを思い出した。

 本来なら墓参りもしたいところだったが、仙台で講演があるため、そういう訳にもいかず、朝起きていつものように遺影の前で線香を上げる。父が大好きだった日本酒を、今朝は多めに注いだ。そういえば、このところ注いでいるのは宮城産の「一の蔵」。今日の講演は、その「一の蔵」の元会長Aさんに頼まれての講演であった。

 午前中、「全国商工新聞」の連載原稿を1本書き、さらに通信の「竹鶴威さん追悼座談会」の校正。その後、講演資料を用意して3時過ぎの新幹線で仙台へ。会場となった仙台国際ホテルには5時すぎに到着し、主催者のAさんに挨拶。Aさんはスコ文研創設期の会員で、会うのは、本当に久しぶりだ。

 実はAさんが、アラン蒸留所の1995蒸留の樽を一樽個人的に買っていて、それを去年瓶詰めしたので、そのウイスキーを飲みながら楽しみましょうという、アットホームな会である。といってもAさんの飲み仲間や「一の蔵」の関係者100人近くが集まる賑やかな会にとなった。

 ブッフェスタイルの料理は同ホテルの総料理長Nさんが腕を振った、スコットランド伝統料理がずらりと並ぶ。もちろんウェルカムドリンクは一の蔵酒造の発砲日本酒(すず音の新商品?)で、さらにアラン島の地ビール(アラン・ブロンド)、そして同じく新商品の「一の蔵マディラ」など。各テーブルにはさらにアランの1995のボトルが1本。自由に飲んでいただきたいというスタイルだ。

 私の講演は、「竹鶴とウイスキー」、そしてアラン1995のテイスティングである。仙台はもちろんニッカ宮城峡のお膝元であり、アラン蒸溜所があるアラン島は、クライド湾に浮かぶ面積427㎢の島。グラスゴーからヘーゼルバーン蒸留所があるキャンベルタウンまで、竹鶴政孝とリタは汽船に乗って行っている。5時間かかるその船旅の途中にあるのがアラン島で、竹鶴とリタも、一度はアラン島に寄ったかもしれない。あるいはグラスゴー、キャンベルタウンを結ぶ船は、アラン島のブロディック港経由だった可能性もある。

 そんな話もしながら、予定をややオーバーして講演は終了。その後はそのままパーティーとなり、会は8時半に終了。お土産に、そのアランのウイスキーと日本酒をいただき、再び仙台発9時半の新幹線で、東京にとんぼ帰り。恵比寿の仕事場にもどったら、12時をすぎていた。

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