1
2
5
8
9
11
15
16
17
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
  09 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「通信の恒例テイスティング座談会」

 夜更けから雪が降っていたのか、朝起きたらベランダに薄っすらと雪が積もっている。とにかく寒い。朝イチから原稿を書こうと思っていたが、やはり眼の調子がよくないので、意を決して近所の眼科に行く。昨年、白内障の手術をしてから、約9カ月ぶりだ。

 眼科から一度仕事場にもどり、名古屋の『ぴあ』の電話取材。その後昼にスコ文研。今日はテイスティング等があるため、休むわけにはいかない。1時から恒例の『ウイスキー通信』テイスティング座談会。今回からお新たに草加のSさんがテイスターに加わった。昨年マスター・オブ・ウイスキーに合格した「ジョン・オグローツ」のオーナーバーテンダーで、ウイスキー検定の講師もしてもらっている。

 新事務所でやる初めてのテイスティングとなったが、今回のメンバーは私を入れて8名。テイスティングアイテムは、①ブラックニッカ復刻版、②山崎シェリーカスク2013、③ティモラスビースティ、④トマーティン1993、⑤グレングラント30年、⑥ブラックアダー・ロウカスク・ボウモア2001、13年の6種類。

 ①はニッカの“復刻版シリーズ”の第1弾で、1956年に販売されたブラックニッカを再現したもの。当時は原酒混和率30%以上の特級ウイスキーだった。②はもちろん、ジム・マーレイが97.5点をつけ、昨年の“ベストウイスキー・オブ・ザ・イヤー”に選んだ、欧州限定の山崎シェリーカスクだ。

 ③はダグラスレインのブレンデッドモルトで、ハイランドの4蒸溜所のモルト原酒を中心にブレンドしている。④はドイツのウェアハウスコレクションのトマーティンで、『Whisky World』の最新号で、2人のテイスターが90点以上をつけた、注目のアイテムだ。

 ⑤⑥はともに福岡方面のオリジナルボトルで、⑤のグラントは博多のウイスキートーク、⑥は同じくモルトオデッセイのオリジナルボトルだ。ボウモアの2001年は注目だという。今回はジャパニーズ2本、スコッチ4本というラインナップになったが、やはり皆のお目当て(?)は、山崎のシェリーカスク2013年。スパニッシュオークのシェリー樽からのボトリングだが、年数表示のないNASボトルで、毎年シリーズでリリースされていたものの1つだ。ネットではすでに1本25万以上になっているということだったが、はたして…。

 6アイテムをテイスティングしながら採点してもらったが、やはり一番点数が高かったのがトマーティン!まだ封を開けたばかりでアロマ、フレーバーが硬い印象を受けたが、時間とともにトロピカルフルーツが出てきて、何ともいえない。まさに、うっとりするようなウイスキーだ。その次が、山崎シェリーカスクか…。

 3時半くらいに予定していた6アイテムを終了し、最後にカバランの蒸溜所限定のボトルも全員でテイスティング。結局4時ちょいに、今年最初の通信テイスティングは終了。その後、4時半からNHK・FMラジオの収録のための事前電話ミーティング。実際のスタジオ入りは来週6日の金曜日だが、進行の流れや段取りについて、番組プロデューサーと確認作業。テーマはスコットランド、そしてウイスキーだ。

 ということで、6時近くまでかかり、その後は週末の段取りカクニンをして、7時すぎに恵比寿の仕事場にもどる。雪はあがったが、時折小雨が降る寒い一日だった。


150130_1.jpg


150130_2.jpg
スポンサーサイト



* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter