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  10 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「山崎蒸溜所で福與さんにインタビュー」

 5時半に起床し、7時にセルフサービスのトーストだけの朝食をとり、8時すぎの電車で京都から山崎へ。9時に再びゆめディアチームと合流し、まずは日本名水100選にも選ばれている水無瀬神宮へ。

 山崎の仕込水である天王山山系の水は、千利休が茶を点てたことでも知られ、実際、山崎の駅前には、利休が建てた待庵という茶室が残っている。これは利休の茶室としては現存する唯一のもので、国宝に指定されている。

 水無瀬神宮で、その名水をいただき、その後せっかくなので参拝。ついでにおみくじも引いたら、小吉であった。元旦に鎌倉宮、荏柄天神で引いた時はそれぞれ大吉、中吉だったから、きれいに大・中・小と揃ったことになる。というか運勢は大→中→小と下がり気味ということか…。

 ということで旅行安全のお守りも買って、山崎蒸溜所が見える川の辺に移動。知りたかったのは、なぜこの地が選ばれたのかということだったが、改めて蒸溜所と天王山が見渡せる場所に立つと、その地勢の特異性がよく分かる。前には3つの川が流れ、そして背後は急峻な天王山が迫っている。

 10時に大山﨑町の資料館にアポを入れていたので、そこへ移動。館長の案内で見て回ったが、驚いたのは利休の待庵がここに再現されていること。本物は国宝で、実際に見学するのは非常に面倒だが、ここは簡単に見ることができる。すべて忠実に再現されていて、その実態がよく分かる。

 もうひとつ驚いたのが、現在山崎蒸留所が建っている地は、かつて西観音寺という由緒あるお寺だったという事実だ。あの蒸留所の中央を走る坂道は、かつての寺の山道で、奥の椎尾神社は、明治になって廃仏棄釈で寺が神社になったのだという。西観音寺は奈良時代に僧・行基が建てた大寺で、1300年近く前の建立である。そんなことも、今回行くまでまったく知らなかった。前から椎尾神社って何だろうと思っていたが、今回行って長年の謎が解けた。

 他にも大山崎資料館には興味深い展示がいくつもあったが、時間がないので再び訪れることを約束し、11時すぎにいよいよ蒸留所へ。まずは外回りの取材をし、一度近くのうどん屋で昼食をとり、再びもどって1時からチーフブレンダーの福與さんにインタビュー。もちろんテーマは、この3月に発売される「響ジャパニーズハーモニー(JH)」の、コンセプトとブレンドの話。

 インタビュー後は蒸留所を見学し、再び車で京都にもどり、「ロッキングチェアー」と「K6」の2軒のバー取材。どちらも昨年11月に訪れて以来だが、改めて京都のバーは面白いと感じた。K6のNさんも、ロッキングチェアーのTさんも、京都フェスでは重要な登場人物のひとりだ。

 本当は、ゆっくりと飲んでいたかったが、そういうわけにもいかず、7時すぎにK6を出て、車で大阪に移動。梅田のビジネスホテルにチェックインしたのは、夜8時をすぎていた。新年早々、再びハードスケジュールだ…。

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