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  04 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「検定対策セミナーとスコットランドの国民投票…」
 気にはなっていたのだが、先週くらいから『マッサン』にかわって、スコットランドの独立の是非を問う、国民投票の報道が多くなっている。定時のニュースばかりでなく、朝も昼も、そして夜もワイド番組などで、この話題でもちきりだ。

 そのせいか、にわかに昨日くらいから新聞やテレビの問い合わせ、取材が殺到している。まさかスコットランドの国民投票について、自分が答える日が来るなんて、想像だにしていなかった。とにかく、事務所の電話がひっきりなしである。もう『マッサン』関係なのか、国民投票関係なのか、わけが分からないというのが、正直な感想だ。

 もちろん、その合間(いや、こちらが本スジだが)に、ワールドの校正、そして残りの原稿が待ったなしとなっている。昨日から今日にかけ、午前中は恵比寿の仕事場で、「竹鶴政孝の足跡を追う スコットランド編」と題して、エルギン、ロングモーン、カーカンテロフ、グラスゴー、そしてキャンベルタウン、ヘーゼルバーン蒸留所について、15枚ほどを書いてしまう。

 さらに昨日(16日)夜は7時から、日本橋のキリンビールの会議室を使わせてもらって、第1回目の「ウイスキー検定対策セミナー」。できたばかりのテキストを使って、第1章と2章のスコッチのところを主に講義し、その後、15分で模擬問題25問を各自に解いてもらい、残りの15分で解答と解説を加えるというセミナー。

 参加者は50名ほどで、終了したのが9時半。そのままタクシーでスコ文研にもどり、仕事場には10時半すぎに帰着。

 今日は午後イチでスコ文研に行くが、前述のとおり、スコットランドの国民投票の件で取材が殺到している。こちらは東京バーショーの準備もしなければいけないのだが…。

 まあ、あまりの忙しさで独立の是非を問う国民投票については、あまり考えてこなかったが(考えても仕方がない)、心情的には独立を応援したい気持ちもある。コニサー試験や検定で、スコットランドという国、スコットランドの歴史を教えてきた私にしてみれば、1603年の同君連合、そして1707年のイングランドとの合併、その後のジャコバイト、カローデンの敗北(1746年)と、その都度、彼らの心情はいかばかりかと思う。

 もし独立となれば1707年以来、どういう形の国を目指すのか分からないが、今のイギリス王室は、もともとスコットランド王家とゆかりが深い。イングランド人以上に、スコットランドの人は王室支持派である。

 だとすれば、立憲君主制は維持するはずで、そうなれば1603年以来の同君連合が再び成立することになる。いずれにしても、大変大きな出来事で、スコットランドやイギリスにとどまらず、世界全体に影響を与える、運命の投票でもあるのだ。

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