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  06 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ウイスキーワールドの校正とモルトマラソン」
 午前中、ワールドの最終原稿を書き、昼頃にスコ文研。フェスの大量の荷物が届き、すでにスタッフ総出で、その片付けを始めている。準備も大変だが、片付けも時間のかかる作業だ。

 そんなフェスの感傷に浸るひまもなく、ワールドの最終校正。まさに時間との勝負である。その合間に『究極のモルトマラソン』の準備。3時に、三菱総研の2人のスタッフが見えられ、1時間くらいスコッチのグローバル・マーケティング戦略について話をする。日本の「国酒」、日本酒や焼酎を世界にプロモートするためのマーケティング戦略の参考にしたいという話であった。

 再び4時すぎからワールドの校正、7時から11回目となる『究極のモルトマラソン』。今年1月にスタートして、もうじき1年になるが、ここまでに70近いアイテムを飲んできた。今回はインチガワー、アイル・オブ・アラン、ジュラ、キルホーマン、ノッカンドオ、ノックデュー(アンノック)の6種類である。

 毎回、それなりのテーマを用意しているが、今回はアラン、ジュラ、アイラと“島モノ”が3つあったので、ジュラ島の、それもジョージ・オーウェルと、小説『1984』の話をすることにした。週刊誌の記者時代に(1981~87年)、一度ジョージ・オーウェル特集というのをやったことがあって、イギリスに行った時も、折にふれてジョージ・オーウェルのことは調べていた。しかし、まさかオーウェルがスコットランド人で、『1984』を執筆したのがジュラ島だったというのは、ウイスキーをやるまで知らなかった。これもウイスキーから見えてくる、不思議な縁である。

 ということで30分くらい、オーウェルの話をして、その後は1つ1つテイスティング。中で、特異なのはアランのベアバーレイ(ベア大麦)で仕込んだウイスキーだろう。これもベアバーレイについて、少し話をする。ベアバーレイといえば、フランスのミシェル・クーブラの「シングル・シングル・ベア・バーレイ」が有名だが、今はもう完全に幻の酒となってしまった。そういう意味では、久しぶりにリリースされた、ベア大麦のウイスキーである。

 モルトマラソンは9時に終了し、受講生のIさんらと、恵比寿駅前のソバ屋で、ザルソバを一杯。ウイスキーを飲んだ後のソバが、なんともいえず旨い!

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