FC2ブログ
1
2
3
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「フェス・オリジナルボトルが勢揃い!!」
 結局、土・日とも『Whisky World』他の原稿におわれ、ほぼ一歩も仕事場の外に出られず。こもって原稿執筆。ワールドの巻頭特集、ブレンデッドのブランドヒストリーについて、ジョニーウォーカー、バランタイン、シーバスリーガル、カティサーク、デュワーズの5本、約30枚ほどを書いてしまう。さらにウイスキーニュースの原稿も4本…。こうしている間も、スコットランドやアメリカで、ウイスキーを取り巻く環境は、日々動き続けている。

 今日は午前中、原稿を書いて、午後スコ文研。フェスの準備が連日進行しているが、それらをしりめに、こちらはひたすら『Whisky World』の編集作業。それが一段落すれば、今度は『ウイスキー通信』の原稿だ。フェスと並行しながら、ウイスキーエキスパートの合格通知発送の準備も行う。合格者名、問題と解答については、12月25日に発行される通信で発表したいと思っている。

 ワールドの入稿作業の合間に、フェス当日スタッフとして働いてもらう学習院大学探検部の学生5名に、フェスそのものの概要や、当日の役割、スケジュール等を説明。今回は学生バイトだけでも、15~16名に働いてもらうことになった。当日はテキーラのイベントや、対抗するイベントがあちこちで行われるようだが、なんとしてでも、日本最大のウイスキーイベントにしたいと思っている。

 大学生のバイトを雇うのは、ある意味、今の若者にウイスキーの本当の魅力について、早いうちに知ってもらいたいとの思いもある。かつてマッカランが、イギリス中の大学で、無料セミナーをやっていたことがあって、それが10年後、20年後に効いてきたという話を聞いたことがある。講師は『モルトアルマニャック』を書いたウォレス・ミルロイさんや、弟のジョン・ミルロイさんが務めていた。将来、その国を背負って立つ若者達に、早い段階でホンモノの良さを知ってもらおうという試みだった。もちろん、今のエドリントン社ではなく、当時マッカランを所有していたハイランドディスティラーズ社の、粋なはからいであった。日本でも、大学で学生相手にウイスキーの講義ができないものかと、考えている。

 夕方、遅れていたフェス・オリジナルのブナハーブンとバーボンのタトゥーシュのボトル、合計200本近くがスコ文研に届く。これで、すべてのアイテムが揃ったことになる。スコッチがラフロイグとブナハーブンの2種(シングルモルト)。バーボンが1種、台湾のカバランが3種、そしてオリジナルヴァッテッドが200ml、120mlの2種の、合計8種類である。これも、もちろん過去最多だ。

 ブナハーブンは1990年蒸留の22年物だ。実は私が初めてブナハーブンを訪れたのが、1990年の9月下旬のことで、その時は見学後に蒸留所前の磯で釣りをした。釣っていたのはポラックというタラの一種だったが、近くで漁をしていた漁師が、バケツ一杯のストーンクラブ(カニ)をくれた。何を釣っているんだと訊かれて、「ポラックを釣っている。料理して食べるんだ」と言ったら、「ポラックはアイラ島ではカニの餌だ」といって、可哀そうに思ったのか、くれたのだ。その思い出の年の、思い出のブナハーブンだ。

 ということで、それらの搬入を確認したところで、スコ文研を後にして、恵比寿の仕事場にもどることにした。

131111.jpg
スポンサーサイト





* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter