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  10 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「BSジャパンのトーク番組とハイランドパークセミナー」
 連日の疲れがたまっているせいか、7時に起床。原稿を書こうと思ったが、体がだるいので思うようにいかず、準備をして10時半に恵比寿を出て、渋谷区東にある、本日のテレビの収録場所へ。11時に入ってくれと言われていたが、15分前に到着。

 収録場所はスタジオではなく、『KITUNE』という、地下にあるダイニングバー。DJブースや個室などもあり、パーティー会場としても使われている場所のようだ。案内されて出演者控室に入る。それぞれに小さな個室が用意されている。テーブルの上にはお茶やミネラル水、お菓子に、いわゆるロケ弁まで用意されていて、思わず写真を撮ってしまった。

 BSジャパン(テレビ東京系)が毎週火曜日、夜9時から放送している『昭和は輝いていた』という1時間のトーク番組で、司会進行は武田鉄矢さん。12月17日分のテーマがウイスキーということで、ゲストとして私とサントリーの輿水さん、そして元ジャイアンツの角さんが招かれていた。当初はリリーフランキーさんの名前も挙がっていたようだが、角さんに落ち着いたようだ。プロフィールを見ると、恵比寿で居酒屋バーを経営しているとある。やはり、根っからのウイスキー好きなのだ。

 打ち合わせ等をして、結局収録が始まったのは12時半すぎ。初めに私と角さんがゲストとして登場し、後から輿水さんが合流するという設定。収録は『KITUNE』の本当のバーカウンターを使って行われている。バーテンダー役は、テレビ東京のアナウンサーの須黒さん。最初にウイスキー全般の話をし、輿水さんが入ったところから、ジャパニーズウイスキーの話題に。

 途中、ウイスキーとつまみということで、輿水さんお薦めのヨウカンと山崎12年、そしてメロンと山崎18年が出てきて、それを試しながら、さらに話が弾む。ヨウカンとのマリアージュは『Whisky World』でやったばかりで、その時は竹鶴ピュアモルト・リッチブレンドで合わせた。私の場合のヨウカンは塩ヨウカンで、かすかに塩の風味を感じたので、シェリー香のほかに、余市のピーティーさもほしかったからだ。

 それにしても山崎12年とヨウカン…。ある意味、同じような方向性だが、このところ甘いものとのマリアージュをやっている私としては少々食傷ぎみ…。メロンと山崎18年、これはこれで合わなくはないと思った。もっとも、2つともできれば、それだけで飲みたいという気がしないではないのだが。

 ということで収録は2時間で無事終了し、3時すぎにタクシーで西麻布のスコ文研へ。待ったなしのフェスの準備と、ワールドの原稿入稿作業。ウルフバーンとカバランの2つの蒸留所について入稿してしまう。

 その後6時前に事務所を出て、こんどは銀座のバーテンダースクールへ。NBA会長のKさんが運営しているスクールで、ここを借り切って7時半から、ハイランドパークの“ロキ・セミナー”。ヴァルハラシリーズ第2弾ロキの発売に合わせたテイスティングセミナーで、ブランドアンバサダーのダリル・ハルディン氏によるもの。主催は一応スコ文研ということで、会員限定20名とした。

 テイスティングアイテムは12年、18年、30年、40年とロキの5種類で、オークニーやハイランドパークの解説を聞きながら、それぞれをテイスティングしていく。私自身、過去に何度もハイランドパークセミナーをやっているが、今回初めて知ったこともいくつかあった。

 1つはシェリー樽の調達方法と、ヨーロピアンオークの乾燥、製樽に関すること。「テバサ」という製樽メーカーは、南スペインのへレスにあるものとばかり思っていたが、オーク材を調達するガリシア地方にあるという。

 もう1つはロキに使われているピート麦芽で、これはハイランドパークの自家製麦芽ではなく、インバネスのベアートのピート麦芽だという。17年前に試験的に仕込んでいたものだとかで、そのため、通常の12年や18年のピート感とは、異質なピートフレーバーが出ている。これは実にトリッキーなハイランドパークで、まさに北欧神話の中で最大のトリックスターといわれる、ロキの性格そのものを表したものかもしれない。そういう意味では、実に面白いハイランドパークかもしれない。

 セミナーは予定通り9時に終了し、その後マガジンハウスのIさん、スタッフのNさん、代表世話人のSさんらと、銀座の「紅虎」で餃子を食べながら打上げ。あまりにハードな1日で、心身ともにヘロヘロ状態だったが、各種の餃子を食べているうちに元気になってきた。とはいえ、もう一軒は自重し、11時すぎに恵比寿にもどることにした。

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