1
2
4
5
7
8
10
11
12
13
14
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  08 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「セミナーに試験にウイスキー通信!」
 先週から怒涛のスケジュールで、まったくこの日記を書くことができなかった。相変わらずミーティング、原稿、校正に追いまくられる日の連続だ。校正・原稿も終わらないまま、先週の土曜日は朝イチの特急で水戸に行き、午前、午後、夜と3つのセミナーをこなした。

 どれも会場は水戸の「紅茶館」だが、午前は主に紅茶スクールの人たちにウェールズの文化と歴史について語った。ウェールズもスコットランドやアイルランドと同じケルトの国なのだが、なぜウェールズだけが特殊なのか、ウェールズの現状を交えて2時間ほど話をする。もちろん、美味しい紅茶とウェールズ伝統のパンや、スコットランド発祥のスコーンなどをいただきながらだ。

 午後の部は、水戸の太萬川屋主催のウイスキーセミナー。プロが中心だということで、ウイスキーを取り巻く最新動向について、4種類のテイスティングを交えて、これも2時間ほど話をする。テイスティングラインナップは、すべてスコ文研オリジナルボトルとした。

 そして夜の部は6時半から一般向けのスコッチセミナー。昼間のウェールズセミナーに出た人もいたので、ペンデーリンのピーテッドや、シャクルトンのレプリカボトル第2弾、そしてシングルモルトのハイランドパーク12年、クラガンモア12年、ラフロイグ・クォーターカスク、さらに紅茶館のSさんが土産に買ってきた花・動シリーズのブレアアソールなどをテイスティングしながら、再び2時間近く話をする。午前・午後・夜の部合わせて120名ほど、合計8時間近く1日で喋ったことになる。さすがに1日に、しかもテーマを変えてこれだけのセミナーをやるのはシンドイ話である。ある意味、これもチャレンジかもしれない。

 ということで9時前に終わり、紅茶館のSさんやスタッフ、そしてスクールの生徒さんらで恒例の打上げ。ワインを飲みながらフレンチを食べ、ホテルにもどったのは12時近く。紅茶館へは年1~2回、かれこれ20年くらい前から、これを続けているのだ。

 6日の日曜に、再び水戸から東京にもどり、午後3時前に早稲田へ。2回目となる早稲田のセミナーで今回のテーマは“スコッチとそのつくり”。スコッチの種類や製造について述べ、その後いつものように5種のテイスティング。予定通り5時15分に終了し、その後6時半から恵比寿で飲み会。昔の仲間2~3人と久しぶりに韓国料理の鍋をつつきながら、これも久しぶりのマッコリ…。連日のセミナー疲れ、飲み疲れもあり、10時半すぎにはお開きに。

 7日の月曜は午前中、『世界の名酒事典』の最後の原稿に取りかかり、午後はスコ文研。4時から東京フェスの全体ミーティング。ようやくセミナーの詳細や、ブラインドコンテストのことなどが決まってきた。さらに細部をつめていく作業が待っている。ウェブ上にアップをしなければいけないからだ。

 火曜も名酒事典の原稿のつづきを計10枚ほど書き上げ、午後スコ文研。『ウイスキー通信』の入稿も待ったなしという状態で、並行して原稿執筆、校正。さらに4時から小学館のT氏と『ブレンデッドウイスキー大全』の打ち合わせ。こちらのほうも、もちろん待ったなし、いや、かなり切迫した状況に追いこまれている。正直、書いても書いても、追いつかないという状態が、この2~3ヵ月続いている気がする。さらにその倍以上の校正である…。

 9日の水曜は朝から、これも、もはや時間ギリギリのエキスパート試験の問題作り。1日集中して作ろうと思ったが、あちこちから電話がかかってきて、なかなか集中できない。いくつものことが同時進行しているため、一瞬も気が抜けないのだ。それでも、どうにかスコッチのところまで作り終え、3時すぎにスコ文研。再び『ウイスキー通信』の入稿作業。

 木曜日も朝から、エキスパート試験の問題作り。2時過ぎにスコ文研に行き、通信の入稿・校正作業。さらに東京フェスのセミナーのつめの作業。そして今日は『ウイスキー通信』の最後の原稿を書き、昼前にスコ文研。通信の作業を終えた後は、試験問題の校正に取りかかる。結局、素案として作った問題は110問になったので、ここから校正・検証をして、最終的に100解答にまとめなければならないからだ。

 エキスパートとプロフェッショナル、毎年2回、問題作りは相当の集中力と、校正・検証能力が問われるのだ。受けるほうも大変だろうが、作るほうも大変なのである…。

 そんな超多忙な日々の中にも良いことがあった。それはスコ文研の会員が、のべにして4000名を超えたことだ。会員カードは相変わらず私が一人一人手書きしている。番号はスコ文研設立(2001年3月)以来の通し番号で、私が確か00001番だった。それから12年半…。よくぞここまで来たものだと、自分でも思う。長かったのか短かったのか、よく分からないが、とりあえず、何らかの形でウイスキーに興味をもち、スコ文研の会員になった者が4000人を超えたというのは、メデタイことではないか。

 とかく、このての組織というのは最初にハデに打ち上げて、というのが一般的たが、私にはそのやり方は性に合わない。身の丈に合ったサイズから、無理せずに始めて、一歩一歩成長していければと、当初から思っていた。その一歩一歩の積み重ねが、会員4000名突破につながったのだと思っている。まさに継続は力なりかもしれない。まずは感謝・感謝である。


DSC_0003.jpg

DSC_0035.jpg

DSC_0028.jpg
スポンサーサイト



* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter