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  06 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ウイスキー検定とグレンリベット・テイスティング…」
 『世界の名酒事典』はまだ終わっていないが、『ウイスキー通信』の原稿が待ったなしになってきたので、とりあえず“新・蒸留所探訪記”の原稿6枚。今回は16日にデニス・マルコム氏が来ることもあり、グレングラント蒸留所でやることにした。

 思えば、今年5月にデニスさんと23年ぶりの再会をしたばかり…。私にとってのシングルモルト体験、ようするに仕込水がピートの水で、ヘタをするとウイスキーより水のほうが濃い色をしている、という体験をさせてくれたのがグレングラントと、そして案内してくれた当時のマネージャー、デニス・マルコム氏だった。

 そんな想いを原稿にしたためて、昼すぎにスコ文研。16日のグラントセミナーの招待客リストを作って、それをアサヒさんに送信。さらに24日、26日にスクールで行う「究極のモルトマラソン」のボトル撮影。その後2時半から東京フェスのミーティング。現時点で出展ブースは過去最高の50ブースを超え、もう少しで60に届く勢いだ。

 そのため急遽、会場を倍に広げ、ホテルイースト21の1階のAホール、Bホール全フロアを借りることにした。A・B合わせてトータルで2000㎡弱。昨年の錦糸町が800㎡ちょい、バーボンが600㎡弱だったことを考えると、一挙に倍以上になったことになる。

 セミナーも3会場を用意し、各会場で3つ、合計7つくらいのセミナーをやることにした。その詰めの作業にかからなければならない。そのうちの2つは昨年もやったブラインドコンテストの予選、決勝。第2回目となる今回は参加者も40名から倍の80名とすることに。もちろん、決勝は昨年同様、有料のギャラリーも入れることにした。

 それらのセミナーチケット、ブラインドコンテストの参加申し込み、ギャラリーチケットの販売も来週からいよいよ開始である。フェスそのものの前売チケットも、出足はまずまずだ。なんとか今年は、前売りで2000人を超えたいと思っている。当日は、東京のどこかでテキーラフェスタも行われるようだが、それに負けるわけにはいかないからだ。

 ミーティングを4時に切り上げ、スタッフのNさんとお茶の水の日販へ。日販がやっている各種の検定(ビール検定も日販がハンドリング)に、ウイスキー検定を加えるかどうか、担当者とミーティングすることに。まずはシステムの概要をうかがって、スコ文研として何ができるのかを、もう一度検討することにした。

 スコ文研が主宰する「シングルモルト検定」が、「ウイスキー検定」として、発展解消できれば、それが一番いいというのが、私の想いだ。そのことで一気に受験者が2000~3000人規模に増えれば、日本のウイスキー市場、ウイスキー文化の大いなる発展につながる…。そのためのテキスト、問題作りをするのは、もちろん私の責務だが。

 日販とのミーティング後、飯田橋に移動し、7時半からペルノ・リカール・ジャパン本社のボードルームで開かれた、グレンリベット・テイスティング・セッション、「ザ・ガーディアンズ・チャプター」に出席。これはメディア向けの特別セッションで、参加者は20名ほど。スコットランドから、ブランドアンバサダーのイアン・ローガン氏が来日していて、彼の説明で、テイスティングがスタート。

 ガーディアンズ・チャプターとして3種類のリベットのサンプルが用意されていて、そのうちの1つに投票してもらい、全世界から集められたその投票用紙を集計し、来年2月に出すグレンリベットの限定ボトルを決定しようというもの。

 3種は“クラシック”、“リバイバル”、“エキゾチック”と名付けられていて、それぞれまったく香味がちがっている。どれが選ばれるかは、お楽しみだが、私の好みは、もっともグレンリベット18年に近い香味をもったクラシックだった。

 比較用に12年も出されていたが、12年に比べても、うっとりするようなフルーティさ、バランスの良さがあり、ぜひ、これを出してもらいたいと思う。全世界2000ケース、2万4000本の限定になるという。

 それにしても、このところのグレンリベット、シーバスリーガルの仕掛けは面白い。続々とユニークな試みを行い、全世界のシーバスファン、リベットファンを熱くさせているのだ。ウイスキーは今、我々が過去に経験したことがないような、新しい世界を見せてくれているのかもしれない。

 最近、なぜこんなに忙しいのだろうと思っていたが、各社が次から次へと新しいプロジェクトを展開し、それを取材してリポートする機会が、昔とは比べものにならないくらい増えていることに、ようやく気が付いた。そのほとんどをカバーしないといけないわけだから、忙しいはずである。もちろん、嬉しいかぎりなのだが…。

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