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  06 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「集中セミナーと集中豪雨、そしてリュートのライブ…」
 土曜日の昼すぎに恵比寿の仕事場を出て、新幹線で大阪へ。新大阪駅直結のレムホテルにチェックインし、その日は早めに就寝。東京を出る時は、まるでサウナ状態だったが、大阪はまだマシかもしれない。夜半すぎに激しく叩きつける雨の音で眼が覚めた。ホテルの窓の外は嵐。雷の稲光がビル群に走る。そのまま、あまり眠れず、6時前に起床。セミナーの準備、朝食を摂って8時半にセミナー会場となる新丸ビルへ。雨は止む気配がなく激しく降っている…。

 予定通り、9時半からウイスキーエキスパートの一日集中セミナー。大阪の受講生は40名弱で、皆、今年の夏の疲れが出ているのか眠そうだ。講師の私も、Yさんもバテバテ(Yさんは一睡もせず朝イチの新幹線で着いたばかり)だが、そうも言ってられないので、いつものように講義をスタート。前回の東京がバーボンフェス直後の7月28日だったから、ほぼ1ヵ月ぶりである。

今回は急遽、9月からスコ文研の仲間に加わる和歌山のSさんに手伝ってもらい、進行はスムーズに。いつものことだが、時間がおして最後のスコッチの講義が終わったのが5時ピッタリ。急いで撤収し、荷物を送って、そのまま駅に行き、6時前の新幹線に飛び乗った。あとは9月8日の東京一回だけである…。

 さすがに今日は朝からツライ。やらなければならないこと、決めなければならないことが山のようにあるのだが、それがうまく処理できない。これって老人性のボケ…。仕方がない(?)ので、『世界の名酒事典』の校正。昼すぎにスコ文研に行き、事務仕事。『ウイスキー通信No.16』、最新号が届いて、すでに発送作業が始まっている。すべてを発送するのは、明日27日の作業だ。

 今週は東京フェス用のボトルも入ってくるし、長和フェス用のボトルの製作もあるので、ボトル部屋の整理。10月から始まる早稲田のセミナーのボトルを分けてしまい、その後長和フェスの有料・無料試飲ボトルの選別。このボトルの選別作業も大変な労力を要する。

 ヘロヘロになりながら、それらをこなし、7時に下北沢駅へ。スタッフのNさん、ライターのN君、カメラマンのW君と待ち合わせ、歩いて5分ほどの「レディージェーン」へ。急遽、開催が決まったリュート奏者・高本一郎さんのライブ演奏を取材するためだ。オーナーのOさんは、知る人ぞ知る演劇・音楽関係の重鎮で、レディージェーンは故・松田優作が足繁く通っていたバーとしても有名だ。

 高本さんのリュートはCDを以前いただいた時から、私の愛聴盤で、“アイラ島の午後”という、高本さんが作曲した作品が収められている。長年、ライブ演奏をご一緒しているハーモニカ奏者の続木力さんが、ゲストミュージシャン。2人の演奏は8時すぎに始まり、じっくり、その音色を聴かせてくれた。

曲選びも絶妙で、スコットランドやアイルランド、イギリスの民謡から、エリック・クラプトンの『ティアーズ・イン・ヘブン』、日本の楽曲まであり、飽きさせない。もちろん、“アイラ島の午後”もあり、実際、アードベッグ10年を飲みながら聴くのは最高であった。驚くべきことに高本さんは一度もアイラ島に行ったことがないとのことだったが、曲を作ったのは、大のアイラモルト好きだからという。ぜひ、リュート片手にアイラの海岸に立ってもらいたいものだ。これほど、アイラのモルトが心にしみる音色はないかもしれない…。

 久しぶりのライブとウイスキー、店の美味しいつまみを堪能し、気がついたら11時ちょい前。お礼をいって店を後にし、井の頭と山手線を乗り継ぎ恵比寿に着いたら、どしゃぶりの雨…。本当に、今年の夏は変である。傘を持ってなかったので、しばし雨やどりをしていたが30分たっても、40分たっても止む気配がないので、意を決して深夜の街なかへ。まるでシャワーを全身に浴びたようなずぶ濡れ状態での帰宅となった。

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