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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ミズナラエディションを日光中禅寺湖で…」
 今週はとにかく『ウイスキー通信』と『コニサー倶楽部』の校正に明け暮れた。その合間に『Whisky World』の執筆、名酒事典、大全の作業がびっしり…。さらに通信に入れ込む各種チラシ類の入稿作業、『支部だより』の校正作業にも追われた。千年に一度という猛暑の中、連日この作業をくり返すのは、なかなかシンドイ作業である。昼間、表を歩いていると頭がクラクラする…。

 9月の長和フェスの準備も着々と進んでいるが、11月17日の東京フェスの準備も進行中だ。出展案内への反応は早く、もう10社近くが出展の申し込みをしてくれている。それも2~3ブースといった複数出展が相次いでいて、すべり出しとしては上々の反応だ。台湾のカバラン蒸留所も3ブースの出展申し込みをしており、セミナーも含めて、9月には急遽イアン・チャンさんが来日して会食をしたいと連絡があった。フェスオリジナルのカバランのボトルについても、非常に前向きだ。もちろん、セミナーも続々と決まりつつあり、これも急遽、セミナー会場を追加で用意した。合計6つぐらいの特別セミナーをやりたいと思っている。

 それにしても9月はモーレンジのラムズデン氏にはじまり、ブルイックラディのジム・マッキューワン氏、そしてシーバスリーガルのコリン・スコット氏と来日が目白押しだ。それぞれモーレンジやアードベッグ、ブルイックラディ、シーバスのミズナラエディションのセミナーをやることになるだろうが、私も9月18日に、これとは別にグレンロセスのセミナーを行う。これは新しい代理店となったBBRジャパンから依頼されたもので、ロセスをやるのは久しぶり…。

 そのミズナラエディションのボトル撮影は、日光の中禅寺湖の湯川の周辺でやることにした。本州では珍しいミズナラの原生林があるからだ。もちろん、湯川は釣り師の間では有名な川で、この川にカワマス(北米原産のブルックトラウト)を放したのは、アバディーン出身の、かの有名なトーマス・グラバー。日本初の釣り倶楽部、「東京アングリング倶楽部」を開いたのもグラバーで、日光中禅寺湖畔に最初に別送を築いたのもグラバーだった。

 シーバスリーガルを生んだシーバス社は、もともとは1801年にこのアバディーンで創業している。グラバーが幕末から明治・大正にかけ日本に持ってきたウイスキーは、このシーバス社のものではないかと、私はにらんでいるのだ。

 シーバスリーガルというブランド名が正式登録されたのは1909年のことだが、それ以前に「グレンデュー」「ロイヤル・ストラッサン」「オールドヴァット」など、いくつかの自社ブランドを誕生させている。アバディーンには兄が興したグラバー兄弟商会があり、そこから多くの産業機材を日本に入れている。造船も炭鉱も鉄道も、そして燈台もビールも、グラバー商会が日本にもたらしたものだ。同じアバディーンのシーバス社からウイスキーを入れたとしても、何ら不思議はないと私は思っているのだ。

 そのグラバーとミズナラ、シーバスリーガルを結ぶ不思議な縁。そういえばコリン・スコット氏は大の釣り好き。「シーバスリーガル・ミズナラエディション」のボトル撮影をするなら、これ以上に相応し場所はないと思っている。

 その手配もしつつ、夕方6時にアメリカからジミーが帰ってきていたので、世話人のMさんと私の3人で、恵比寿の駅前の行きつけのソバ屋に行き、久しぶりに会食。ビールやワイン、最後は焼酎のロックで、しめはいつもザルソバ…。大人の飲み会である。暑い日には、しめのソバが何ともいえず美味しい。

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