1
2
4
5
7
8
10
11
12
13
14
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  08 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「ワールドの7種のテイスティング」
 昨日はずっと恵比寿の仕事場でワールドの原稿と校正。巻頭のクラシックモルト特集のキャプションと座談会のテープ起こし原稿のまとめ。2時間近い座談会を4ページの誌面にまとめるのは、至難のワザである。しかし、これが編集の仕事なので、どうにも仕方がない。長くやっていると眼が疲れるので、途中休み休みである。……それにしても暑い。ジミーさんはケンタッキーも暑いと言っていたが、向こうはこんなに湿度はないハズだ。冷房で室温を17~18℃にしていて、それに比べると日本は室温が高いとも言っていたが、いかにもアメリカらしい。日本では、それはあり得ない気がする。

 今日も朝から原稿とクラシックモルトの座談会原稿のまとめ。昼頃にスコ文研に行き、そのワールドの編集作業。連休中だが、スタッフのNさん、Mさんに出てきてもらい、片っぱしから校正原稿、キャプション原稿を入力してもらう。大阪も連休返上態勢なので、データ等を送ってしまう。その合間に遅れていたワールドのテイスティング。毎回18アイテムのテイスティングをやるが、今回私の担当は、そのうちの7種。

 まずはジャパニーズの3本。ニッカのカフェグレーンとマルスの駒ヶ岳22年。そして博多のウイスキートーク・オリジナル、秩父の4年物だ。カフェグレーンは、さすがの宮城峡グレーン。欧州で先行販売され、人気を博したというのも、うなずける気がする。スコッチのグレーンにはないタイプのウイスキーだ。

 駒ヶ岳22年は43%というボトリングだが、濃厚でバランスも良く、非常においしいジャパニーズモルトだ。マルスはウッディなものが多いが、これはちょうどよいバランスで、飲み飽きない。秀逸なモルトだと思う。秩父はライ麦や青リンゴのようなスパイシーな香味があり、非常に個性的! バーボン樽熟成ということだが、樽からの影響を強く受けているように思う。まさかライウイスキーの樽ではないと思うが、あるいはライ麦比率の非常に高いバーボンだったのだろうか。好き嫌いは分かれるかもしれない。

 そのバーボンは4種類。なんといってもワイルドターキーの13年だが、これに比べると残りのビッグアス、フィッツジェラルド、レキシントンはどれもマイナーという印象だ。ボディも弱く、スカスカというものが多かった。ターキー13年だけは、さすがである。しっかりとしたテクスチャーがあり、バーボンらしいバーボンだ。

 それら7種のテイスティングノートを作成し、これも大阪に送信。5時すぎにスコ文研を出て、途中広尾の本屋に寄り、7時すぎに恵比寿にもどる。本屋に寄ったのは、スコールのような激しい雨が降ってきたからで、ちょうどよい雨やどりでもあった。

 そういえば注文していた本が小学館から届いていたので、本屋で買い物はせず、恵比寿にもどってその本をひもとく。藤原新也さんと安部龍太郎が書いた(写真は藤原さん)、『神の島、沖ノ島』という本である。独特の写真だが、使用したカメラはリコーのGXR、A12マウントとある。レンズはライカなど3本だ。時間をみつけて、じっくりと読みたいと思っている。バーボンフェスが終わるまでは、無理だろうな…。
スポンサーサイト



* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter