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  11 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ウェールズ周遊ツアーがスタート」
 21日の金曜日に成田を発って、その日の夕方ロンドン着。そのまま大型コーチに乗ってテムズ川畔のマーローの街にあるダンスフィールドハウス・ホテルにチェックイン。今回の旅は学習院の常磐会の人たちが中心のツアーで、参加者は13名。私と代表世話人のMさんを入れても15名という、こぢんまりとしたツアーだ。それも最年長者は80歳、平均年齢70歳というシルバーツアーである。ウイスキーは関係ない、いわばイギリスのカルチャーツアーだ。ただし、目的地はウェールズ…。

 22日の土曜日はマーローの街を1時間ほど散策し、その後一路ウェールズへ。久しぶりにセヴァーン川を越えてウェールズに入った。前回ペンデーリンを取材した時以来だから、5~6年ぶりとなる。最初に訪れたのは、ウェールズに入ってすぐの所にあるティンターンアビー。14世紀に建てられた修道院跡で、ワーズワースの詩やターナーの一連の風景画で有名になったところだ。ここも訪れるのは約20年ぶり。雨も降っていたので、さっさと撮影を済ませ売店をのぞくと、ペンデーリンウイスキーが売っている。それもハーフボトルやミニチュアのセットなどもあり、コーナーができているほどだ。一応ラインナップだけチェックし、買うのは後日にすることに。

 この日はその後、世界遺産となっているカーディフ北部の炭坑地帯を訪れる。かつて世界一質の高い石炭といわれた、ウェールズ産石炭の産地である。谷をへだてると、映画『わが谷は緑なりき』で有名になった、ロンダ渓谷がある。しかし時間もなく、また激しい雨も降っていたので、そのままカーディフにおり、市中のヒルトンホテルにチェックイン。

 昨日は一路、さらに西を目指し、クーマゼンに向かう。ここでカーディガンの町会議員を務める日本人のSさんと合流し、国立ウール博物館、地元のジャム工房、そしてカーディガンのパブで昼食会。Sさんは、私の学習院の先輩でもある。波乱万丈、興味深い人生だが、ここでは書くスペースがない。いつかSさんについても書きたいと思う…。とにかく大歓待をしていただき、ウェールズ名物、男性合唱団のコーラスも披露していただいた。さらに副市長や州議会議長の歓迎の挨拶やらで、ちょっと慌しい食事となった。

 そんなこんなでカーディガンを出たのが4時すぎで、そこから一路東に進路をとり、南ウェールズの起伏の多い緑の田園地帯をバスは疾走。それでもスリスベンのスランゴイドホール(ホテル)に到着したのは、6時すぎになっていた。このスランゴイドホールは、“ローラ・アシュレイのホテル”として有名なところで、ここに来るのも、それこそ20年ぶりくらいかもしれない。以前と経営者は変わったというが、テイストはほとんど昔のままだ。『英国カントリーホテルの休日』(東京書籍刊)で、取材をしていた頃が懐かしい…。あの時はスランゴイドも含めて、15近くのカントリーホテルを2週間かけて取材した。まさかあの時は、今のようなウイスキーライターになるとは、思ってもみなかった…。当時の私のテーマは、イギリスの田園生活、カントリーライフだったのだから。
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