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  09 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「毎年恒例、Worldのアワード座談会」
 12時にスコ文研に集合し、12時半に広尾のバー「プレイス」。1時から毎年恒例となったワールドの「ウイスキー・ワールド・アワード」の座談会だが、その前に代表世話人のYさんと、今年のプロフェッショナル試験の集中対策講座の打ち合わせ。今年は4月14日に東京だけでの開催となるが、その前日の13日の土曜日に、スコ文研のウイスキースクールで、特別テイスティングセミナーをやることにした。Yさんが講師でカテゴリー別に6種のブラインドテイスティングをし、WP試験に備えるというもの。

 ミーティング後、1時からテイスター5人によるアワード座談会。去年(2012年)1年間にワールドでテイスティングした108本のボトルのリストをもとに、上位にランクされているボトルや話題性のあるボトル、気になるボトルをスコ文研から持ち込み、それを再びテイスティングしながら、一年を振り返る。まずはスコッチのシングルモルトからだが、1位は同点で3つのボトルが入っている。それらドロナックとベンリアック、ボウモアを順に飲んでいく。さらにバルヴェニーのTUN1401や、パーフェクトドリンカーのグレングラント…。

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 1位にランクされたボトルは、どれもこれも美味だが、こうして1度に比較してみると、グレンドロナックの1972の香りが傑出している。キンコーのベンリアック1976は、それに比べると香りはそれほどでもないが、フレーバーは例のトロピカルフルーツが前面に出ていて、やはり美味としか言いようがない。この2つに比べると、ややヘルムズデール・オリジナルのボウモアは落ちる気がする。単独で飲んだら、これはこれで傑出しているのだが。

 同じことはバルヴェニーのTUN1401バッチ5にも言える。やはりドロナックやベンリアックと同時に比較テイスティングすると、ヴァッテッドの分だけ、印象が落ちてしまう…。もっとも、こんな贅沢なテイスティングは、あり得ないのだが。ということで、スコッチのシングルモルトのオフィシャル部門はグレンドロナック、そしてボトラーズ部門はヘルムズデールのボウモアに決定。今年はわりとスンナリと決まったという感じで、幸先よいスタートとなった。

 その後、座談会はスコッチのブレンデッド、ジャパニーズ、アメリカン、ワールドウイスキーと続き、一度休憩をはさんで「ベスト蒸留所賞」「ベスト話題賞」、「ベスト・バー」、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」などを話し合う。それらの結果については、3月30日発売の『Whisky World』を見てのお楽しみだが、結局座談会は3時間にも及び、その間にテイスティングしたボトルは30種以上(!)。まったくもって、体力勝負である…。

 5時ちょいに終了し、再びボトルやグラスをタクシーでスコ文研に運び、テイスターの一人、Y岡さんとスクールのミーティング。4月、5月の2回にわたり、Y岡さん得意のブラインドテクニック、特にノージングコンテストのテクニックについて講義してもらうことにした。その詳細について、つめの作業。来週中に、告知のチラシを作って集客を開始しないといけないからだ。

 スクールはスクールで、春から新講座もスタートする。58歳最後の一日は、そんなこんなで暮れてしまった。

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