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  06 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「Whisky Cookingとモーレンジの新商品」
 昨日から天気予報では大雪といっていたが、窓の外を見ても、それほど強くは降っていない。さすがに連日の飲みすぎで、体調がイマイチ…。通信の校正と、講演原稿の校正、ワールドの企画案を作成して、午後スコ文研。

『ウイスキー通信』の連載企画、〝Whisky Cooking〟の料理の日で、スタッフのIさん、Kさんが、小さな台所で奮闘している。進行をきいて撮影の準備。できあがった料理を撮影し、その後スタッフ全員で試食会。今回はボニー・プリンス・チャーリー風チキンのソテーで、ソースにタリスカー10年と、ドランブイを使っている。

 ドランブイはプリンス・チャーリーが、助けてくれたお礼にといって、スカイ島のフローラ・マクドナルドにレシピを教えていたもの。もちろん伝説にすぎないが、もともとスチュワート王家に伝わる薬酒の秘法だったという。

 1746年4月のカローデンの戦いの後のことで、フローラとチャールズの逃避行は、『スカイ島の舟唄』、Skye Boat Songという美しい民謡にもなっている。まあ、チキン料理に応用したかどうかはともかくとして、ロマンを感じさせる料理である。当然、一緒にいただくのはスカイ島のタリスカーで、今回はソーダ割りにして合わせてみた。

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 ついでに(?)ということではないが、忙しくて忘れてしまっていたグレンモーレンジの新製品、「イランタ」をスタッフ全員で試飲。これはアメリカンホワイトオークの新樽で19年間熟成させたもので、度数は46%だが非常にリッチで、バニラやメープル、シナモン、ココナッツ、クリームのようなフレーバーがあり、後口は削り立てのオークや、アーモンド、杏の実のようなナッティさがある。新樽で19年…とは、にわかには信じられないようなフレーバーなのだ。

 ラムズデン氏が、「毎年テイスティングを重ね、その熟成のピークを慎重に見極めていた」と、書いているように、絶妙のタイミングでボトリングされている気がする。さすが、ラムズデンさんと、感嘆させられてしまった…。
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