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  08 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ワールドの酒場紀行取材」
 朝9時に恵比寿駅に集合して関越道、上信道を通って佐久インター。小海線・中込駅近くにある「ブレスバー」。『Whisky World』の酒場紀行の取材で、順路の関係でまずは昼すぎにバー取材。オーナーバーテンダーのY氏に無理を言って昼に店を開けてもらった。メルシャン軽井沢蒸溜所の珍しい「ルージュ・カスク・リザーブ」。メルシャンの赤ワインを熟成させた樽で寝かせたもので、赤みがかった深い色をしている。度数は69.3%! 昼から飲むにはちょっと高すぎ…。

 その後、9月に野外フェスが開かれる長和町に移動し、「利休庵」。名物だというダッタンソバ、かき揚げ、自家製有機野菜などをいただく。生野菜が美味! 次に長門牧場に移動し、絶品ソフトクリームと、自家製チーズ各種を試食。ホルスタイン200頭を飼っていて、毎日3トンの生乳を絞っているという。水と牧草、高原という環境のせいか、とにかくミルクが濃厚で美味。ゆっくりしたかったが時間がなく、再び長和町の和田宿にもどって、おやきの店「かあちゃん家」へ。中山道和田宿本陣前にある築150年の民家で、手作りおやき2種とつけ物、自家製シソの葉ジュースをいただく。
フェスティバルに向けて、ウイスキーに合うおやきを提案することになっているのだが、、野沢菜、なすでも十分合うような…。生地に小麦粉とジャガイモを使っているせいか、食感がよりモチモチしていて、素朴だがおいしいし、腹にもたまる。まったく食べ方は違うが、スコットランドにはやはりジャガイモを練りこんだポテトスコーンというのがあり、朝食の定番となっている。こちらはホットケーキのようにして焼くのだが。

 おやきとつけ物でお腹が一杯になったところで、最後の取材先、「かどや自然園」に移動。ここはイワナやヤマメ、ニジマスなどを養殖し、それを川魚料理として提供する料理屋でもある。園内には養殖池のほか釣り堀もあり、それらの魚を釣ることもできる。一応、渓流竿なども用意(!)していったが、時間がなく断念…。オーナーのKさんお薦めのニジマスの唐揚、ヤマメのマリネ、そして最後はサプライズで信州サーモンのお造りまで堪能! 信州サーモンはニジマスのメスとブラウントラウトのオスを交配させたもので、2~3kgに成長する。まるでサーモンと見まがうほどだ。ネーミングは、あの田中康夫前長野県知事だという。

 予定を大幅にオーバーして、長和町を出たのが6時半すぎ、松本に着いたのが夜8時頃。さっそく「摩幌美」のH内さんに挨拶し、バー「メインコート」へ。5年ぶりくらいの来訪でオーナーバーテンダーのH氏に会うのも久しぶり。まずはサイドカーで喉をうるおし、シングルモルトの「ベンリアック1988」。先日の地震(松本で震度5)で大きく揺れたが、幸い10本ほどしかボトルは落ちなかったという。その中で、奇跡的にバックバーの一番高い所から落ちたのに割れなかったのが、このベンリアックで、その話を聞いてすぐに注文! 「これを飲んで宝クジ買ったら当たるかもしれませんね」とH氏。ぜひ運にあやかりたいものである。
 
 再び「摩幌美」にもどって、H内さんの還暦記念で開けたボトルをいただく。「マッカラン1949デキャンター」「グレンドロナック1971」etc…。さらに「ポートシャーロット2001」のブラックタブ。これはポートカスクで熟成させたもの。スコ文研10周年のグレンロセス、フレッシュ・ポートカスクよりも、さらに珍味系で、これも飲むほどにクセになる…。

 時差ぼけで2時半から起きているせいもあり、さすがにバテバテ…。3杯いただいたところで、駅前のホテルにチェックイン。シャワーを浴びて寝たのは1時すぎ。ほぼ24時間起きていたことになる…。
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