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  07 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「今年最後のスコ文研テイスティング」
 今日はマヤ暦で“地球最後の日”だそうだが、そんなこととは関係なく、目の前の仕事をとにかくやるしかない。午前中校正等をやって午後スコ文研。7時から今年最後となるスコ文研テイスティング。

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 今回のアイテムは①グレイト・キングストリート・ニューヨークブレンド、②土屋守シングルカスクコレクション,ザ・グレンリベット1974、③ライフ,トマーティン1976、④グレンゴイン,ツナミ・ファンドレージング、⑤バルヴェニーTUN1401,バッチ5、⑥ウイスキーフェスティバル2012東京記念ボトル,ハイランドパークの6種。

 ①はもちろんコンパスボックスで、ニューヨーク限定で販売されたブレンデッド。②はアランジャパンとコラボしたシリーズのNo.1で、リベットの24年物。③はスリーリバーズのライフシリーズ、第11弾。④は昨年の3.11の大震災直後に、グレンゴインのスタッフがわざわざスコ文研に送ってくれたもの。いわば世界に一本しかない、ツナミ被害のための義援金ボトルで、1972年蒸留のシングルカスクで、カスクストレングス。

 このグレンゴインは昨年、『ウイスキー通信』の誌上オークションに出したが、落札者がいなかったため、3万円をスコ文研から日本赤十字に寄附していた。そのボトルを、すっかり忘れてしまっていたのだ…。ということで、今回のテイスティングに加えた。

 ⑤は人気のバルヴェニーTUNシリーズ。⑥は私のハイランドパーク、1973、76、91、98の4種をフェスのためにヴァッティングし、ボトリングしたものだ。参加者6名のイチオシを聞いてみると、やはりバルヴェニーのTUN、そしてグレンゴインを薦す人が多かった。グレンゴインは、ノーブルでハーブや蜂蜜のようなアロマ・フレーバーがあり、久しぶりに飲む美酒だ。バルヴェニーの旨さは群を抜いているが、それでもこのグレンゴインの美味しさは驚きである。

 もちろん、トマーティンもグレンリベットも、そしてハイランドパークも、それだけで飲んだら文句なく旨いのだが、この組み合わせで飲むと、印象が若干薄れてしまう。年に1回の、この時季だけの贅沢なテイスティングである。

 結局、9時半近くにお開きとし、世話人のSさんとタクシーで恵比寿駅。いつものように駅前の「朝日屋」で、ダシ巻き玉子と板ワサ、そして〆にせいろ蕎麦をいただく。駅は金曜で、しかも忘年会ということもあるのか、11時すぎだというのに、まるでラッシュアワーのようである。まさか、今日で地球が最後と思っているわけではないと思うが…。
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