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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「日和の原稿と竹鶴ノート、ネトルトン…」
 落ち着いて原稿執筆、考えごとをするのは土・日しかないため、朝から『ウイスキー通信』の原稿。巻頭コラムの“ウイスキー日和”の原稿2本と新・蒸留所探訪記の校正。世界のウイスキーニュースのために英文資料と格闘。さらに「シングルモルト検定」の問題作りにも取りかかる…。

 フェスが終わると鹿児島の準備、通信、ワールド、その他雑誌の依頼原稿が待ったなしにやってくるので、シングルモルト検定の問題を作っている時間が取りにくいのだ。フェス関係で電話やメールが入ってくるが、なかなか対処しているヒマもない。

 ウイスキー日和は『世界の名酒事典』のためにまとめた“ウイスキー界の10大ニュース”についてと、『Malt Whisky Year Book2013』の中にあった、蒸留所別生産量(能力)について。こちらは表にまとめて、そのランクを出すことにした。

 Year Bookによると、現在スコットランドで稼働中のモルトウイスキー蒸留所は99ということになる。2012年版なので、すでにペルノリカールのグレンキースも入れているが、作った表を見ていると実に面白い。

 夕方からはフェスのセミナーの準備。セミナーだけでなく「ブラインドコンテスト」の予選・決勝の解答と、その配点リストを作り、それぞれ封書に封印する。明日、それぞれの会場で開封しようと思っている。

 「竹鶴ノートを読み解く」については、疑問に思っていたことがあり、竹鶴がバイブルとしたJ.A.ネトルトンの原本、『The Manufacture of Whisky and Plain Spirit』(1913年刊)を久しぶりに繙く。確認したかったのは麦芽の挽き分けについてだったが、ネトルトンの本にもやはり、そのことについて書いていない。

 竹鶴ノートには1920年に、すでにヘーゼルバーンではポーティアスの4本ローラーのモルトミルが導入されていることが書かれているが、ネトルトンの本にはポーティアスそのものについても書かれていない。ネトルトンの時代、100年前にはハスク、グリッツ、フラワーという麦芽の挽き分けという概念はなかったのだろうか…。

 まだまだ、読んで検証しないといけない本がたくさんあることを、改めて知らされた。

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