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  06 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ニューヨークに初めてブレンデッドが輸入された日」
 このところ海外サイトからボトルを購入することが多いが、ロンドンのウイスキーエクスチェンジとコンパスボックスから、コンパスボックス社のブレンデッド、「グレート・キング・ストリート」計3本を購入。前者からは500mlの普及版のキング・ストリートで、後者からはニューヨーク市場限定で発売された、スペシャルボトルのニューヨークブレンドを直接購入した。こちらは750mlサイズで、中身のウイスキーも異なっている。

 これは1984年に、初めてボトル詰めスコッチ・ブレンデッドをニューヨークに輸入したパトリック・ダフィーにちなむもので、中身の80%がモルト原酒、20%がグレーン原酒。しかもモルトの25%が、スモーキーなアイラモルトだとか。

 パトリック・ダフィーという人物については知らなかったが、彼はマンハッタンのバーテンダーで、ボトル詰めのブレンデッド・スコッチを知り、それを馴染みの酒屋に頼んで輸入してもらったのだという。いわばブレンデッド・スコッチ輸入の立役者…。

 それにしても1894年まで、ニューヨークにブレンデッドが入っていなかったというのは、初めて知った。当時は圧倒的にアイリッシュが強かったのかもしれない。もちろん、主流は樽(バルク)での輸入で、アメリカ本土で瓶詰めされるものも多かったのだろう。それと、まだまだブレンデッド・スコッチは世界に知られていなかったのかもしれない。

 届いた2種類のキング・ストリートを手に取りながら、しばし歴史1コマに思いを馳せてしまった。いずれにしろ『Whisky World』、『ウイスキー通信』でテイスティングしたいと思っている。

 そんなワールドの原稿、入稿作業が急を要している。連日原稿執筆と校正、取材の段取りなどに追われる。その間に通信、フェスティバル、スクールである…。

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