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  10 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ワールドの下版とラムのインタビュー」
 朝から『Whisky World』の校正。丸ごと1冊最初から最後のページまで目を通す…。午前中一杯かかってその作業を終え、昼すぎにスコ文研。スタッフ2名が同時に進めていた校正作業の終了を待って訂正箇所を大阪にFAX。デザイン・入稿作業がすべて大阪で、東京と大阪と2ヵ所に分かれているため、余計に入稿・校正では気をつかう。毎回のことだが、相当なストレスである…。

 4時にほぼ作業を終了し、タクシーで渋谷へ。4時半から日本初上陸となる「ブルガル」ラムのタイアップ企画。次号の『Whisky World』で紹介するため、来日したブルガルのマスターブレンダー、グスタフ・オルテガさんにインタビュー。

 ブルガルはドミニカ共和国で造られているラムで、カリブ海諸国では人気、売上げともにナンバーワン。世界でも4~5位にランクされるラムなのだとか。今回、ワールドでタイアップとなったのは、ブルガルを2008年にマッカランを所有するエドリントン・グループが買収し、樽熟にマッカラン仕様のシェリー樽などが使われているため。いわば、マッカランつながりというわけだ。

 グスタフさんは1888年創業のブルガルの5代目。ブルガルの原料はモラセス(廃糖蜜)で、それを発酵させ、連続式蒸留機で2回蒸留を繰り返す。パンフレットの画像ではよく分からないが、1回目が90%で、2回目が95%のニュースピリッツを採り出すという。単純な粗留塔と精留塔の2塔式かと思ったが、そういうわけでもないらしい。画像を見る限りでは、いわゆるマルチコラムにも見えるのだが…。

IMG_3490[回転]

 今回、日本初上陸を果たす製品は3種類。ブランコは熟成後(12~15ヵ月)に3回濾過を行い無色透明にもどしたホワイトラムで、チャーコールにはドミニカ産のヤシの木などを使うという。

 アネホは熟成2~5年の樽をブレンドしたもので、いわゆるダークラム。どちらもアメリカンホワイトオークのバーボン樽を使用している。画像を見ると、パラタイズ式で熟成させている。こちらは濾過は行っていない。

 1888は同様にバーボン樽で8年熟成させたのち、それを1回ブレンドし、その上でヨーロピアンオークのオロロソシェリー樽に詰めかえ、さらに4年の熟成を施したもの。3種をテイスティングしたが、これだけ別次元のラムという気がする。濃厚でうっとりするようなフレーバーがありながら、テクスチャーはすっきりしていて、飲みあきない。さすが、マッカランの技術・ウッドマネジメントである…。

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 ということでインタビュー後は、6時からのプレス発表会に出席し、7時すぎに会場を辞した。やはり疲れ切った体に、ラム3種(その後パーティーでもカクテルを数杯…)はシンドイ…。本当なら、映像にあったカリブに行ってみたい気もするが、腕の日焼けが悲鳴を上げていて、その気分でもない…。

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