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  08 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「『源助屋ウイスキー』とは…」
 防災の日ということで、あちこちで大規模な訓練が行われているようだが、そんなこととは関係なく、昼間からワールドの原稿。“蒸留所最新リポート”で、今回アイルサベイ、ラガヴーリン、ラフロイグの3つの蒸留所を取り上げるが、そのラフロイグの原稿と、フォトキャプション。その後、名酒事典の各ウイスキーボトルの校正に取りかかる…。

 夜は長和フェス用のオリジナル・ヴァッテッドモルト(シングルモルト)のレシピ作り。今回は私のハイランドパーク1998と1996の2種類を使って、オリジナルのヴァッテッドモルトづくりにチャレンジ。それを200mlの小瓶に詰めて販売予定だ。

 通常2種類のボトルをブレンドするのは至難のワザだが、ハイランドパークの98、96はどちらもシングルカスクのカスクストレングス。すでに一度ボトリングされているとはいえ、樽出しの状態に限りなく近い。それ故の試みだが、それでも最適のブレンド比率は存在するだろう。単純に半々に混ぜればいいというものではない。

 メスシリンダーを使って、正確に容量を測りながら、8対2から2対8の間で試してゆく。基準は5対5と、それぞれ単体での香味。半々のものと、それぞれのグラスを用意し、それと比較しながら、テイスティングを重ねていく。98はヨーロピアンオークのオロロソシェリーバット、96はアメリカンホワイトオークのシェリー樽。それぞれ際立った特徴をもっているが、求めるフレーバーにもよるのかもしれない。

 一応、ベストと思われるもの(自分の好みだが)を選んで、それを書きとめる。あと1~2回繰り返して、最終レシピを決定するつもりだ。ラベルは『源助屋ウイスキー』。源助屋は私の実家の屋号だ。最初、『GTO』、グレート・ツチヤ・オリジナルにしようかと思ったが、ドラマ『GTO』(グレート・ティーチャー・オニヅカ)のパクリなので、やめることにした(反対意見が多かったせい)。

 父が亡くなって屋号を継ぐ者がいなくなったので、長男である私が、せめて屋号だけでもと想い、このネーミングにした。本来の家業は下駄屋。これじゃ、先祖も浮かばれない…。
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