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  10 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ブルイックラディ売却と長和フェスのカクテル」
 アイラ島のブルイックラディ蒸留所が、レミーコアントロー社によって買収されたというニュースが飛びこんできた。買収金額は5800万ポンド、うち1000万ポンドは借金返済に充てられるという。
 
 今年初めのブルイックラディセミナーで、マッキューワン氏がこの10年を振り返り、「いつも銀行の取り立て屋の足音が聞こえるような心境だった」と語っていたが、やはり、そうだったのかという思いが強い。ブルイックラディの売却については、マーレイ・マクダビットのマーク・レイニエー氏のモチベーションの低下、早期リタイヤ願望など、いろいろな説が取り沙汰されたが、結局、資金繰りの点が一番大きかったのかもしれない。

 今年5月にブルイックラディを訪れたとき、「来年8月1日に、オレは引退する」と、マッキューワン氏が言っていたが、今にしてみれば、今回のレミーの買収劇が影響していたのかもしれない。そのことが原因で引退する…、あるいはマッキューワン氏のリタイヤを受けて、一気に買収交渉が進展した…。

 レミーが買収したことで、将来的な安定にはつながるが、はたしてこれからブルイックラディはどうなるのか。今後も注目して、見ていきたいと思っている。

 そんなこととは関係なく、午前中、『ウイスキー通信』の校正をして、午後スコ文研。長和フェスの日帰りバスツアーの件や、新しく借りる部屋の内装・クリーニングについて業者と話をし、夕方6時にデザイナーのIさんに、通信の台割り、データを渡す。毎度のことだが、もう2ヵ月が経ったのかという驚きが強い。さらに大阪のゆめディアのF君と、次号『Whisky World』のコンテンツについて電話でやりとりをする。お盆休みもあるので、早めに取材をスタートしなければならないからだ。

 通信のミーティング後、スタッフのFさん、Nさんと3人で渋谷の「アドニス」へ。“女性バーテンダー座談会”の取材のお礼と、長和フェスのカクテルブースのカクテルについて、Oさん、Sさんと相談するためだ。

 結局、シャンパンやカクテル、モルトを飲みながら、長和フェスで作ってもらうカクテルについてアイデアを出し合う。今年の長和の目玉のひとつが、地元長野県、長和町の特産品、食材を使ったオリジナルカクテルのブースだからだ。

 もちろん、その他のメーカー、インポーターのブース、スコ文研恒例、有料・無料試飲ブース、土屋守フリマブース、そしてブラインドコンテスト、トークショーも行う予定。昨年は信州マルス蒸留所をフューチャーしたが、今年はベンチャーウイスキーの秩父蒸溜所である。

 12月2日の東京フェス同様、これから盛り上げていかなければならないと思っている。
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