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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「WPの認定証を発送」
 昨日から一転、今日は4月下旬並みの気温だという。涼しいを通り越して寒いといった感じだが、久しぶりに体はラクである。このまま秋になってくれればと思うが、そうはいかないだろうな…。

 午前中、「マクドゥーガルクロニクル」と「竹鶴ノート」の最終校正。白内障と老眼で、校正がますますやりづらくなっているが、こればかりは如何ともしがたい。「竹鶴ノート」はウイスキーコニサー(WE、WP有資格者約800名)に無料で発行している『コニサー倶楽部』で連載しているもので、今回が5回目。ようやく1冊目のノートの終わりに差しかかった。糖化、発酵ときて、今回からは蒸留の章である。

 竹鶴が修業した(1920年)のは、キャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸留所だが、竹鶴によると当時キャンベルタウンでは、すべて2回蒸留だったという。もちろん、ヘーゼルバーンもだ。スプリングバンクで現在ヘーゼルバーンを3回蒸留で造っているのは、もう少し古い時代のやり方に倣ったということだろうか。あるいは単にスプリングバンク(2.5回蒸留)とロングロウ(2回蒸留)、その両者との差別化を図っただけなのか…。いつか、フランクさんに聞いてみたい気がする。

 それはともかく、午後スコ文研。「世界のウイスキーニュース」をアップし、先日行われたプロフェッショナル試験の合格者13名に、認定証を発送。これでようやく、WP有資格者は合計で104名になった。道はまだまだ遠し…である。

 大阪フェスのトークショーでも言ったが、日本はアジアで唯一、“世界の5大ウイスキー”の一角をしめる「ウイスキー大国」。しかし、台湾、韓国、インド、タイ、そして中国でのウイスキー熱は凄まじいものがあり、飲み手のパワーでは、はるかにアジアの国々に負けている。

 日本がアジアの中で尊敬されるためには、知識と経験が何よりも必要だと思うのだが…。日本のウイスキーの浮沈は、すべて飲み手の知識にかかっている。

 そのためのスコ文研であり、「ウイスキー評論家」という肩書きを名乗っている私に課せられた責務だと思っている。
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