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  03 ,2023

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「新橋での会食と北アイルランドセミナー」
 このところ歯医者通いが続いているが、7日の火曜も午前中歯医者に行き、午後ウイ文研。いくつかのミーティングをして、4時にズームで京都支部のKさん、Sさんと琵琶湖クルーズのミーティング。すでにチケットは600枚近くが売り切れになっているが、クルーズ船の上で提供される恒例のスコットランド料理などについても、詰めの協議を行う。

 今回は4年ぶりということもあり、スコッチエッグとハギス、フィッシュ&チップス、クラナカンの4種類にしぼることにした。本当はカレンスキンクも出したかったが、なかなかレシピだけだと作りづらい。なので、これは諦め、その代わり滋賀県産、琵琶湖産のものを、今まで以上に充実させ、それをオードブル盛り合わせにして提供することを考えている。もちろん、スモークサーモンはマストだ。できればスコットランド産チーズも出したいところだが、今の情勢では難しいだろう。

 とにかく試作を重ねて、私自身も味見をして、当日は船の上で提供したいと思っている。できれば沖島の漁協の婦人たちが作る、琵琶湖の小魚のつくだ煮なんかがあればベストだが…。沖島は以前「ぶらり旅」で行ったこともあり、私のお気に入りの島の1つだ。とにかく漁港の飯がうまかった。

 7日はその後6時半に新橋(銀座)に行き、スペイン料理の「TOKI」で、吉田電材工業のMさん、衆議院議員のTさんと会食。Tさんは新潟選出の議員で、日本のクラフトウイスキー、そしてその定義などを、食事をしながら3時間近く話し合う。日本洋酒酒造組合が、ジャパニーズウイスキーの定義を、組合内規という形で策定したのが2021年2月のことで、4月1日より事実上施行された。あれからもうじき丸2年となるが、もう一度、その定義の持っている意義について再確認し、それをより進めていくことが必要なのではないかと考えている。そのための話し合いでもあったが、ことは急ぐ必要があるかもしれないと、このところ思いを強くしている…。

 もどったのは11時近くだったが、昨日の8日は11時の電車で恵比寿を出て、りんかい線で国際展示場前駅へ。そこからバスでビッグサイトに向かい、北アイルランド開発庁のブースで、北アイルランドのアイリッシュウイスキー4種8本について、テイスティングセミナーを1時と3時の2回行う。毎年、アイルランド大使館主催のアイリッシュセミナーはやっているが、北アイルランドは今回が初めて。

 4つの蒸留所はブッシュミルズ、コープランド、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチで、ブッシュミルズとヒンチは日本でインポーターがついているが、コープランドとグレンズは日本初。私も飲むのは初めてだった。それぞれの蒸留所から2種出ていたので、合計8種類のテイスティングを行ったが、それぞれ独自の個性を発揮していて、面白かった。やはりアイリッシュはアイリッシュの独自性があり、見事にスコッチのそれとは異なっている。

 北アイルランドを最後に訪れたのはコロナ前の2019年のことだったが、早いうちに再びアイルランド、そして北アイルランドを訪れたいと思っている。途中、フーデックスの他のブースも見たが、疲労があまりにも蓄積していたので、5時すぎに会場を出て、6時前に恵比寿に戻ることに。花粉症もあり、眼が本当にヤバイ…。

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