2
3
4
5
6
7
8
10
12
13
14
16
17
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  10 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

検索フォーム
QRコード
QR

 

「寒く、静かな佐渡の正月…」
久しぶりに佐渡で迎える正月…。30日の朝に東京を発って、佐渡には夕方6時半に着いた。クリスマス寒波の余波で、船が心配されたがフェリーは予定通り4時に出航。2便あった午後のジェットフォイル便はすべて欠航…。

 昔ほど帰省客でごった返してはいないが、それでも佐渡に帰る島民で、久しぶりに船は満杯。新潟港を出港した直後から、冬の日本海の荒波を直に受け、船は大きくローリングをくり返す。船窓を見る余裕もなく、2等船室で横になる。

31日の大晦日は最後の買出し。新潟はほとんど雪はなかったが、佐渡は積雪5~6センチ。午後は久しぶりに岸壁から釣り糸をたれるが、途中、雨と雪。水温が低く、魚の活性が弱いせいか、釣れるのは小さなメバルとフグばかり。手がかじかんで、餌づけがうまく出来ないので、3時に切り上げ家にもどる。大晦日の夜は恒例のすき焼きを食べ、テレビでボクシング、紅白歌合戦…。

元旦はやはり朝から実業団駅伝を観、午後、歩いてすぐの諏訪神社に初詣で。いつもなら鎌倉の荏柄天満宮、鎌倉宮に行くのだが、今年は小さい頃の遊び場だった懐かしい諏訪神社。それにしても、まったく人がいない…。一度家にもどり、両津の町を散策したが、出歩く人はほとんどいない。まるでゴーストタウンである。

かつて佐渡で一番にぎわい、“夷銀座”といわれた商店街も、シャッター通りをとおりこして、無人の映画のセットか何かのように見える。それも昭和の古い映画のセットである。

加茂湖を右に見ながら、人っ子一人いない商店街を橋を渡って湊の方まで歩き、2時間ほど散策して夕方家にもどる。静かな、そして寒さが身にしみる佐渡の正月である。
スポンサーサイト



* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter