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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「カバランが1位、2位、3位を独占!!」
 TWSCの公式ガイドブックの編集作業が佳境を迎えている(来週木曜入稿)。最高金賞、金賞、銀賞、銅賞、そしてカテゴリーウィナー(36本が選ばれた)、ベスト・ディスティラリー賞が決まり、最後の賞である「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の集計が終わって、ついに今年のナンバーワン・シングルモルトが決まった。

 今回のTWSCには128本のシングルモルトが出品されていたが、その中で得点の高いものを上位から14品選び(最高金賞、金賞上位)、それを特別に編成したテイスティングチーム13名に再びサンプル小瓶に詰めて送り、ブラインドでリモート審査をやってもらった。昨年と違うのは、14本を100点満点で採点してもらったことで、その平均点を出し1位から14位までを決めた。

 その結果についてはプレスリリースで今日中に発表するつもりだが、驚いたことに1位から3位までをカバランのソリストが独占した。1位がヴィーニョバリックで、2位がExバーボン、そして3位がオロロソシェリーである。1位のヴィーニョは昨年も最高金賞だったが、これで、ついにベスト・オブ・ザ・ベストの栄冠を手にすることになった。ちなみに4、5、6位はジャパニーズで、カバランのソリスト・フィノカスクが8位となっている。とにかくカバラン恐るべしである。

 ヴィーニョバリックはポルトガルのワイン樽で熟成させたもので、イアン・チャンさんの話では赤ワイン樽ということだったが、何のワインか分からない。しかしカバランが数年前から取り組んでいる、自社のクーパレッジの「STR」という樽の内面処理が、うまく効いている。Sはシェービング、Tはトースト、Rはリチャーのことで、一度使った樽の内面を削り、それを遠赤外線でトーストし、その上でチャーする(リチャー)という、究極のウッドマネジメントだ。それが最も効いているのが、ヴィーニョバリックだと、イアンさんが言っていた。いずれにしろ、早い時期にオンラインによるテイスティングを行いたいと思っている。

 洋酒のガイドブックもだが、実は今週、焼酎の結果も出ており、来週中にはやはりプレスリリース、SNS上での発表ができそうだ。洋酒同様、点数の高いものから最高金、金、銀、銅とほぼ決定し、現在その最終確認を実行委員とつめている。これも8月中旬には、ガイドブックを出したいと思っている。

 と、相変わらずの殺人的スケジュールをこなしていたら、昨日嬉しい報せが入った。小学館から出しているウイスキー検定の公式テキストが、なんとまた3000部の重版が決まったというのだ。これで旧版と合わせると2万部近く出ていることになる。オンラインでの検定セミナーも視聴者が増え、もうじき登録者が1000名を超える。今週もまた、土曜日にウイ文研で3時間くらいの収録を行う予定だ。

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