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  07 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「全国ぶらり旅を一冊のガイドブックに…」
 TWSCの洋酒部門の審査結果が審査員から送られてきて、その集計作業を進めている。新型コロナ対策で、リモート審査という在宅審査を初めて導入したが、なんとかここまでは無事にきた。一時は中止も考えていただけに、ほっと胸をなでおろしている。といっても、大変なのはこれからで、来週にはその結果を発表し、それを次号のガロア、さらに公式ガイドブックに載せなければならない。まずは洋酒部門で1冊、次いで焼酎の審査が終われば、焼酎部門で1冊作りたいと思っている。授賞式等はコロナを見据えてだが、できれば8月上旬に開きたいと思っている。

 そのガロアのほうも、2週間後の18日には入稿なので、追いこみ状態に入っている。普段でも手いっぱいなのに、今回はテレワーク、休業、時間差出勤と変則的で、進行が心配されたが、これも何とかスケジュールどおりに入稿できそうだ。巻頭は70ページを超える、大アイランズ(諸島モルト)特集だが、今回は特別に女流カメラマンの加藤秀さんが撮影したシェットランド、そしてルイス・ハリス島の写真も、大きくフィーチャーしている。創刊号の時に、藤原新也さんの写真でオークニーをやって以来だ。

 もちろんアイランズだけでなく、日本の桜尾、そしてニュージーランドのカードローナ蒸留所についても、最新ニュースを載せているし、ボトルに特化した企画にはハイランドパーク、さらにこの7月から販売開始となるトマーティンの「クボカン」についても、その風味の特徴、製品コンセプトを掲載している。

 そのハイランドパークの12年、18年、ヴァルクヌートのテイスティング対談をやるため、昨日は千葉県市川市の「バー・バグース」へ行った。オーナーバーテンダーの松本さんとは30年来の付き合いで、昔はよくスペシャル・テイスティングセミナーをバグースでやったものだ。ブラックボウモアの一気飲みとか、バルヴェニーの50年物とか、今では考えられないアイテムばかりだった。そんな松本さんと、久しぶりにハイランドパークについて語り合った。

 コロナはまだまだ油断できないし、コロナ後のことも予断を許さないが、バーが営業できるようになったら、ガロアでエールを送るためにも、そんなバーの頑張りをお伝えしたいと思っている。私たちにできることは、そんなことしかないからだ。

 さらに政府「Go Toキャンペーン」とは関係なく、全国の蒸留所ツアーを推進するために、ガロアの人気企画である「全国ぶらり旅」を1冊にまとめる作業も進行中だ。ガロアでやった「ぶらり旅」は全部で16回。つまり、それだけの蒸留所(ウイスキーだけでなくジン、スピリッツ、そして日本酒、焼酎、ビールも含まれている)を回っているし、それぞれの場所でバーや名物料理、店を訪れている。

 1回平均でバー3軒として、これだけで全国のバー50軒近くを訪れているのだ。料理屋や居酒屋も30~40軒になる。これをガイドブック風に1冊にまとめようというもので、ウイスキー文化研究所として出版する。政府が計上している「Go Toキャンペーン」の予算の総額はいくらか忘れたが、事務経費だけで約3000億円(!!)だという。それもすべて税金だ。

 納税者の納税意欲をなくすような馬鹿げた話で、我々が作るこのガイドブックの予算は人件費もデザイン料も、すべて入れて100万円程度。身銭を切って作るとはそういうことで、政府の予算では事務経費(またどこかに下請けにだすのだろう)だけで、我々のガイドブックの30万倍(!!)の予算がついている…。

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