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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「TWSC焼酎編のスタートと、NHKの逆転人生…」
 東京都の緊急事態宣言は解除されないが、最近やたらと街に人があふれている。まるでコロナはもう収束したかのようだ。ウイ文研は今日から週2日出社、1日テレワーク、2日の休業体制に入ったが、それでも毎日半数近いスタッフが出入りすることになり、ちょっと怖いくらいだ。
 
 このコロナは6月くらいに一度感染拡大の勢いは止まるというが、専門家が懸念するように、この秋、10月・11月から第2波、第3波が来てもなんら不思議はない。時代も状況も違うが第一次大戦中に起きた「スペイン風邪」では日本だけで感染者が2,380万人、死者が約39万人(!)も出ている。それも第1波よりも第2波のほうが、はるかに犠牲者が多かった。当時の人口を考えると国民の3人に1人に感染したことになる。致死率は2%弱だ。

 そんな中、ウイ文研としてはどうしてゆくべきなのか、感染を防いで、その上で会社経営として成り立たせ、ウイスキーの振興のために何ができるのか…。考えなければならないことが山のようにある。

 日々、そんなことを考えながら、しかし目の前にあることを1つ1つやるしかない。ガロアの20号も無事発行したが、すでにこのところ毎日アイランズ特集について画像を選び、そして原稿を書いている。バーの取材も、蒸留所の取材も、そして“ぶらり旅”もままならない状況の中で、最大限できることは、視点や方法を変え、ウイスキーの魅力を、もう一度、その風土や文化、歴史とともにお伝えすることだ。

 ガロアと並行して、ウイスキーコニサーの教本中巻・スコッチ編も、来週中には入稿予定だ。それが終われば教本下巻、ガロアの別冊、さらに祥伝社の単行本が待っている。あ、チベットの写真集(モノクロ)の第2弾もあった。そしてTWSCの洋酒と焼酎の公式パンフレットである。

 すでに洋酒は37名のリモートジャッジにサンプルを送ってあるが、今は焼酎のリモート審査に向け、ジャッジ32名を選出し、そのジャッジのグループ分け、そして担当してもらうフライトの組み合わせを考えている。来週からは再び、その発送準備である。パンフレットには、結果だけでなく、そうした経緯や実行委員会の想い、そしてジャッジのコメントなども載せようと思っている。

 すべての結果が出るのは6月下旬から7月にかけてだが、ようやく、ここまで来たという感慨もある。一度は、今年の中止も考えた。あらゆる方策を検討して、夜も眠れない日が続いたが、肚はくくった。どんなことがあってもTWSCはやり抜く。その一念だが、それが来年、再来年のためでもある。「日本でスピリッツのコンペをやる必要がある」。その信念を貫き通すことが、我々のやるべきことではないかと考えている。ウイスキーやスピリッツの灯を消さないためにも…。

 そういえばコロナで放送が延期になっていた(テレビ局も大変だ)、NHKの『逆転人生』が、来週5月25日の月曜日に放送される。主人公はベンチャーウイスキーの肥土さんで、私もコメンテーターとしてスタジオに出させてもらった。どんな仕上がりになっているか楽しみである。

 それとは別に6月1日にはNHK・BSのプレミアムカフェで、再び私が出演したアフリカ横断鉄道の旅が再放送される予定だ。再放送は今回で4~5回目(?)。私が言うのもなんだが、この2時間の旅のドキュメントはよくできている。旅したのは1998年のことだが、当時の南アフリカ、そしてジンバブエの様子がよく描かれている。

 今でも1つ1つのシーンはよく覚えているが、最も印象的だったのは南ア最大の黒人居住区・ソウェトと、キンバリーのデビアス社のダイヤモンド鉱区だ。いつか機会があれば、WBBCでダイヤモンド、セシル・ローズについても語ってみたいと思っている。

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