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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「サヨナラだけが人生だ」
 新型コロナウイルスで日本だけでなく、世界に激震が走っているが、ウイ文研も6日の金曜日にスタッフが急遽3名辞めることになり、夕方からテンヤワンヤになっている。

 もちろん、人にはそれぞれ進むべき道、進みたい方向性があるのは分かるが、正直この時期にかという思いはある。しかし、そう決めてしまったことは言ってもしょうがないので、ここは笑って見送るしかないかもしれない。

 昔、唐の詩人が詠んだ有名な別離の詩があり(花ひらけば風雨多し 人生別離足る)、それを井伏鱒二が「花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生だ」と訳したが、まさにそのとおりかもしれない。会者定離、古来インドでも中国でも、そう言われている。この世の縁とは、そういうものだろう。ウイ文研は来るもの拒まず、去る者追わずでやってきた。これからもそうするしかないだろう。

 ということで、久しぶりの土・日、のんびり釣りにでも行こうと思っていたが、そうもいかなくなった。スタッフ3人が抜ける穴を来週月曜日から埋めないといけない。そうでなくても人数が足りてないのに、人員配置、分担の変更が大変だ。

 TWSCも5月に延期したし、アイルランドツアーも今のところ9月に延期予定だ。しかし4月12日に迫ったジャパニーズフェスや、6月7日の大阪フェスについては、待ったなしだと思っている。

 そんなことを考えていたら夜も眠れないが、来週からのことを考えると、土・日でやれるコニサー教本の再校作業をやるしかない。約200ページ近い中巻(今回は上巻の製造編に続いてスコッチだけの中巻を出すことにしたのだ)の再校と、写真選び、そしてそのキャプション書きだ。なんとしてでも4月中に入稿したいと思っている。

 と同時に延びのびになっていたチベットの写真集『天空ノ國、ラダック・ザンスカール』の校正、不足分の原稿もいっきに書いてしまう。これは昨年11月に上梓した『チベットの原風景』の、いわばスピンオフ版で、100ページほどの小さな写真集だ。ただ、これにはもうひとつの目的があって、これをテストケースに、アイラの写真集やアイランズの写真集、そしてアイルランドの蒸留所の写真集も作りたいと思っているのだ。

 ウイ文研会員向けに年に12~15本くらいのオリジナル頒布ボトルを出すと以前書いたが、この蒸留所写真集も、いわば会員向けの本だと思っている。こういう時代になればなるほど、ウイスキーについての知識が必要になると信じているからだ。

 ウイスキー検定のセミナーや、ウイスキーの最新情報については、準備ができ次第、これは動画配信していきたいと思っている。

 スタッフ3人が抜け、そうでなくても人が足りないのに、そんなことができるのかって…。うーん、それはいい質問だ。


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