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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「新潟清酒の会と佐渡の墓参り」
 新潟清酒達人の会の出席をかねて1泊2日で佐渡へ行ってきた。達人の会の会合に出るのは7~8年ぶりのことで、私は会の発足当時から“名誉達人”、現在は新潟清酒の名誉大使となっている。

 12月のこの時期の会合にはウイ文研のイベント等が重なり、まったく出ることができなかったが、今回は11月30日の土曜日だけ予定が入っていなかったので、久しぶりに出席し、ついでに佐渡に墓参りに行くことにしたのだ。

 ただ原稿執筆・校正がたまっているので土曜は午前中それらの仕事をして、午後の新幹線で新潟へ。夕方5時半から「ANAクラウンプラザホテル」で開かれた会に出席。新潟清酒達人検定は始まって10年くらいになるが、現在までに受かっている銅の達人、銀の達人、金の達人は4000名を超えたとか。

 それとは別に毎年春に開かれている新潟県酒造組合主催の「さけの陣」には、14万人を超える人が参加しているという。うち県内からが3分の2で、県外は3分の1。つまり5万人近くは新潟県民以外ということになる。3日開催と、うちのフェスより1日多いが、それにしても14万人超とは…。日本で最も成功している日本酒のイベントである。

 私も最初の1~2回は参加したが、県内の100近い蔵が一堂に会し、試飲できる銘柄は1000を超えていた。当初は救急車が何台も呼ばれたというが、現在は1~2台だという。経済効果は軽く見積もって34億円。うちのフェスでの経済効果はいくらくらいになるか分からないが、3割近くが東京以外(中にはかなりの人数中国人がいる)からと考えると、それなりの額になるのではないだろうか。

 向こうは新潟県から新潟市の全面バックアップで国の支援、JRのバックアップもあると思うが、我々のウイスキーフェスは、一切のバックアップ、国や都の支援は受けていない。その可能性も、そろそろ考える時期にきているのかもしれない。

 そのまま、7時半からの懇親会にも出席し、その夜は新潟泊まり。今日は朝イチのジェットフォイル(高速船)で佐渡に渡り、親戚の車で我が家の墓がある新穂の塚原山根本寺へ。この時期としては珍しく晴れた穏やかな日で、さっそく墓参り。11月に出たばかりの『チベットの原風景』を墓に供え、そして生前両親が寺に寄付して建てた日蓮の銅像にも参拝。

 建立碑を見たら昭和57年7月1日となっていた。私もその時現場に立ち合っていたが、それは私の28歳の時ということになる。『フォーカス』に入って1年目のことだったと思うが、たまたま休暇が取れたのだろう。両親はそれ以外も日蓮宗関係、それ以外の仏教寺院、老人施設などに少なからぬ寄付をしている。だからこそ、チベットの仏像が表紙に使われた、私の本は喜んでもらえるだろうと墓前に供えることにしたのだ。

 そういえば、母は一時、私の出家を望んでいたが、不肖の息子はチベットに行ったものの、今はそれとはまったく無関係のウイスキーの仕事をしている。人生、何が起きるか分からない…。両親も草葉の陰で、今はそう思っているかもしれない。

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