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  08 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「寒ブリと『食楽』のミーティング」
今年は日本海側で寒ブリの豊漁が続いていると、テレビで佐渡の定置網の様子が包装されていた。なんでも10数年ぶりということで、値段も例年に比べ下がっているという。もう、そんな季節になったのかと、少し驚いた。
 
 寒ブリは、まさに佐渡の冬の味覚である。ブリの刺身、ブリの照焼、ブリのアラ汁がないと、佐渡の正月は越せない。母の実家が魚屋だったせいで、跡を継いでいる叔父から、毎年10キロ近い寒ブリが一尾届けられた。母の切る刺身は魚屋の娘らしく豪快で、子供心には大きすぎると思っていたが、今思い出してみても、脂が乗って美味極まりないものだった。

 もう、20年近く佐渡の正月の寒ブリは食べていないが、あの光景が懐かしい。高校から大学の頃は、休みのたびに実家の魚屋を手伝ったものだ。佐渡の魚屋は、店頭で炭火で魚を焼いて売っていた。串打ちはやらせてもらえなかったが、魚の番はさせてもらった。今、釣り好きなのは、そんなことも影響しているのかもしれない。


 午前中、通信の「ウイスキー日和」の原稿5枚を書いて、午後スコ文研。検定問題の最後の校正をやり、問題作りにゴーサインを出す…。その後、画像選び、ボトル撮影。

 6時半に三軒茶屋の「伝心望」で、『食楽』のNさn、Kさんとミーティングを兼ねた飲み会。元祖カレー鍋を食べながら、生ビール、カリフォルニア赤ワイン。来週、シングルモルトとショコラのマリアージュの対談をしなければならない。

 カレー鍋は人気が高いせいか時間制で、その後、恵比寿の「エピローグ」。キャパドニックの1972や、アードベッグのコミッティーボトル、1974~2003フォージャパンの懐かしいボトルなどを飲む。オーナーバーテンダーのMさんによると、『Whisky World』の最新号、フェイクボトル特集がバー仲間で話題になっているという…。いつか、実際のボトルを使ったセミナーをやったほうが、よいかもしれない。Mさんも、「ぜひ出たい…」とのことだった。

 最後の〆にクルボアジェの60年物を飲んで、11時すぎにお開き。このクルボアジェは1940~50年代にアメリカ向けに輸出されたもので、ボトルにエンボス加工で、「アメリカ連邦アルコール法ウンヌン…」の文言が入っている。いわば歴史的な1本である。
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