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  10 ,2019

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「東京フェスの私のセミナーについて」
 昨日は家具の配送、今日は朝8時半から6年ぶり(!)となる健康診断で、テンヤワンヤだったが、その合間にもTWSC、次号ガロア、そしてチベットの本、長和、東京フェスのことでミーティング三昧…。

 長和は恒例の青空クイズ、有料試飲・無料試飲リスト、物販リストも用意が整い、あとは行くだけだ。東京フェスはセミナーも、オリジナル記念ボトルも、ほぼ固まり、そのラベル作りも始まっている。

 今年の東京フェスは初日に8コマ、2日目に6コマ、計14コマやる予定でいるが、そのうちの1つは私のセミナーで、もう1つは私とイアン・チャン氏で、“14年目を迎えたカバランの現在地”として、最新情報をプレゼンする予定だ。ちょうど、東京フェスに合わせるようにして新商品も出るし、ジンも日本での正規販売が決まったようだ。それらについても聞きたいと思っている。

 私のセミナーは、「すべてはボウモアから始まった!」と題するセミナーで、ウイスキーライター、評論家、そしてスコ文研(ウイ文研)の31年の歴史(スコ文研は19年)について語る予定だ。

 そのテイスティングアイテムは、①ボウモア・ダンピー12年(旧瓶)、②ボウモア1993、8yo、③土屋守シングルカスクコレクション、ロングモーン1969、④同グレンファークラス1966、⑤スコ文研オリジナル、シングルモルト余市10年カスクストレングスの5本。

 ①のボウモアは今から31年前、私がエジンバラに招待された時、スコットランド政府観光局のアリス・ウッドさんからプレゼントされたのと同じもので、これを飲んで私はアイラ島に行こうと決めたのだった。それが実現したのが1989年10月のことで、ちょうど、あれから30年。初めて訪れた蒸留所も、もちろんボウモアだった。

 そういう意味では、まさに原点といえるもので、このボウモア12年との出会いがなかったら、今の私はなかったかもしれない…。

 ②のボウモア1993は、前田という酒販店が詰めたもので、通称「前田のボウモア」。2000年の11月ボトリングで、8年物だが、1993年のボウモアの評価を高めた、今となっては幻のボトルだ。当時ボウモアのパフューミーさが問題になっていたが、それが払拭されているのがこの前田のボウモアで、そういう意味でもボウモアファンを驚かせた。

 ③④は2000年の、やはりミレニアムにボトリングされた私のシングルカスクコレクションで、ロングモーン、グレンファークラス、グレンリベットの3本が特別にボトリングされた。どれも60年代蒸留という、今では考えられないアイテムで、中でもこのロングモーン1969とファークラス66は、出色のシングルモルト。シリアルナンバー7番は私の番号で、もちろん、これ1本しかない。とにかく、この2本はスゴイの一語。ロングモーンはアメリカンホワイトオークのホグスヘッド樽で、ファークラスはもちろんオロロソシェリーバット樽。とんでもない色だ。

 最後がスコ文研設立2年目の2002年11月に瓶詰した、スコ文研オリジナルのシングルモルト余市。これは確か第2弾だったと思うが、サンプルから樽を選んだのは私と、そして当時のチーフブレンダー、佐藤茂生さんだった。限定100本の瓶詰めで、これはそのシリアルナンバー1番のボトルである。

 スコ文研のオリジナル第1弾は、2001年に瓶詰したシングルカスクの軽井沢で、確か当時は1本6000円だったと記憶する。あれから約20年で、これまでにオリジナルボトルは100本以上をリリースしてきた。残念ながら私にはボトルをコレクションする趣味がないので、古いもので残っているのは10種類もないのだが…。

 いずれにしろ、飲めるうちが花と思って、これからもフェスのたびに開けていこうと思っている。

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