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  08 ,2020

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ガロアと名酒辞典の原稿、そして釣り…」
 まったく曜日の感覚がなくなっているが(認知症?)、久しぶりの3連休だったので(スタッフはウイスキー検定で休日出勤!)、土・日でガロアの巻頭特集や、『世界の名酒辞典』の原稿を一気に書いてしまい、今日は約1年ぶりくらいに朝霞の管理釣場へ。

 この朝霞ガーデンに通うようになって35年になるが、あまり囲りの風景は変わってないようにも思える。天気予報では曇りのはずだったが、やはり“晴れ男”。午前中いっぱい陽が出て、しかも気温が32℃という、釣りにはまったく不向きのコンディションになってしまった。一応長袖を着ていったが、すっかり陽に焼けてしまった。釣りの時ばかりは、晴れ男はツライ。私が引き揚げた午後2時以降は、なんとドシャ降りの雨だ。

 釣りをしている時だけ仕事のことを忘れることができるという悲しい性分だが、もどって再び夕方から原稿執筆。ガロアの巻頭のアイリッシュ特集のQ・A8ページ分、原稿用紙にして25枚ほどと、アイルランドの蒸留所13ヶ所のうち4ヶ所ほど書いてしまう。Q・Aはアイルランド、アイリッシュのウイスキーについてまとめたもので、特にアイルランドの歴史や文化を確認するために、4~5冊ほどの本に一気に目をとおす。あらためて書いてみて、やはりアイルランドは面白い国だと思う…。

 近い内にアイリッシュウイスキーの本(アイリッシュ大全)を書いてしまいたいと思っているが、それには北アイルランドの取材をもう1回やらないといけない。来年はアイラ・ツアーだが、そのついでにローランドから北アイルランドを取材で回ろうと思っている。

 『世界の名酒辞典』は、今年創刊から40周年ということで、創刊号(1978年)のページから5ページを選んで(ウイスキーの頁)、それを再録することにしたという。その5頁分の解説文と、40年前のウイスキー事情という冒頭部分の解説である。考えてみれば当時はまだ従価税の時代で、ウイスキーは特級・1級・2級の3つに級別されていた。原酒混和率はそれぞれ27%以上、17%以上、それ以下である。

 ウイスキーの貿易が完全自由化されたのが1972年で、当時どっとスコッチが入って来たことが、創刊時の名酒辞典からは読み解ける。ニッカの宮城峡ができたのが69年で、サングレイン知多が72年、サントリーの白州とキリンの御殿場が共に73年である。当時私は学習塾の講師をしていて、翌79年は半年間、西チベットのラダック・ザンスカールに行っていた。今思えばウイスキーとは、まったく無縁の世界にいたわけだ。

 もしあのまま文化人類学者になっていたら、今の自分はないだろう。いろいろなことをやってきたが、その都度、挫折も経験し、今の道を結果として選ぶことになった。当時の自分が、今の私を知ったら…。人生はこれだから面白い。


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