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  09 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「フォーサイス、マッカラン追記…」

 エジンバラ空港で4時間、パリ・シャルル・ド・ゴール空港で同じく4時間、計8時間の待ち時間と、合計13時間半のフライトで、昨日夕方6時すぎに羽田にもどってきた。2泊5日という弾丸取材だったが、マッカランのグランドオープンも、そして翌日のフォーサイス、グレンアラヒーも面白かった。

 フォーサイスは30年くらい前にグレングラント、キャパドニック蒸留所に行った折に、その横のガレージのような工場(当時は本当にガレージのように小さかった)をのぞいたことがあったが、本格的に取材をするのは今回が初めてだった。2013年にアメリカ・ケンタッキーのヴェンドーム社を取材したことがあったが、フォーサイスも銅材はドイツからだという。

 現在の銅職人の数は約40名。スタッフ全体では350名になるという。銅職人になるためには最低でも5年の修行が必要で、現在は多くのトレイニーも引き受けているという。とにかく、いたるところにスチルだらけで、しかもウイスキー用のポットスチルだけではなく、ジンやウオッカ、ラム、そのハイブリッド、そしてコフィー式の連続式蒸留機もつくっているのだ。そういえば白州のコフィー式もフォーサイスだという。

 その作業現場をいろいろと見せてもらったが、ここでは書けないシークレットも多い。日本からの注文のスチルもそうだが、アイラ島のキルホーマン、南西イングランドのダートムーア、ロシアのジン用ベネットスチル、そして驚いたことに韓国の、どこか分からない蒸留所のスチルも4基ほど見ることができた。それ以外、特に日本のものについてはシークレットである。

 フォーサイスというと、かつて北海油田のプラント用のパイプやタンクをつくる会社として知られたが、現在は石油プラントのそれより、スチルのほうが金額的には大きいという。ただ石油プラントの製品づくりをやめたわけではなく、その作業場も見せてもらった。原点は1850年代ローゼスに創業したブラスメーカーだが、大きく成長したのは石油プラントのおかげだったのだ。

 そのフォーサイスのリチャードさん親子もマッカランのパーティーに招待されていた。父も子も同じ名前のリチャード・フォーサイスである。パーティーといえばロカ3兄弟のプロデュースであることはすでに書いたが、そのメニューもまたすごかった。たしか長男がシェフで、2男がソムリエ、3男がパティシエだったと思うが、料理もそしてワインも、さらに選ばれたマッカランも特別のものだった。

 メニューの最後に3兄弟の直筆のサインが入っているのも、スゴイといえばスゴイ。もちろん、マッカランのグラスはラリックである・・・。


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