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  04 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「水戸の講演と京都の100mlボトル」

 郡山からもどって寝たのは12時すぎだったが、11日の日曜は再び朝イチに起き、9時台の特急で茨城県の水戸市へ。25年近く、毎年1~2回やっている「紅茶館」主催のセミナーで、会場となる駅前の京成ホテルに着いて、1時25分から私の講演がスタート。今回は原点に帰って、”紅茶のある風景”をテーマに、私のインド行、チベット行、そして5年に及ぶイギリス暮らしから見えてきた紅茶文化、世界のお茶事情について語る。

 私が『紅茶のある風景』という本を書いたのは1995年のことだったが、今はその版元である出版社もなく、本は幻となっている。その後、私の本業はウイスキーになってしまったが、機会があれば中国茶、台湾茶、そして最近は日本のお茶についても取材を続けてきた。そうしたことも踏まえて1時半ほど話をしたが、130人ほどの参加者も熱心に聞いてくれて、いつもながらありがたいと思っている。

 終了後はホテルにチェックインし、再び『ウイスキーガロア』の校正の仕事。夜は紅茶の会の有志と千波湖の畔の料理屋で会食。福島からきていたバーの方から震災の記念の日本酒をいただく。3月11日は、あの大震災からちょうど7年目の節目の日だった。

 昨日の月曜は一度、恵比寿の仕事場にもどり、毎日新聞から頼まれていたエッセイ原稿を書き、午後ウイ文研。今日も午前中はガロアの仕事をこなし、午後ウイ文研でミーティング。週末18日のウイスキーレクチャラー養成講座の準備や、来週21日の京都ウイスキーパーティーのミーティングもやってしまう。

 フェス恒例の100mlおみやげボトルは今回4種類で、そのうちの1つはジンだが、残りはスコッチのブレンデッドモルトとブレンデッドウイスキー、そしてアメリカンである。ラベルはどうしようかと思ったが、京都イコール仏教のイメージがあり、仏画でいこうと考えた。しかし、使える仏画がなく、私が1976~81年に撮ったラダック(チベット)の仏画写真を探したが、簡単に見つからず、とりあえず手元にあったラダック・ザンスカールの写真を使うことにした。

 スコッチ・ブレンデッドモルトはラダックのリゾンゴンパ(寺院)の写真で、1981年春に撮影したもの。スコッチ・ブレンデッドは同じくラダックのアルチ寺院で1976年に撮影した仏画(観音菩薩立像の脚の部分に描かれた11世紀の仏画)でチベット仏教、密教の世界では有名な絵画である。

 アメリカンのラベルは1981年の冬のザンスカール踏査の際に撮った雪のザンスカール谷で、写っているのは私の相棒だったチベット人のソナム・タシの姿だ。この時はタシと2人で1ヶ月半、冬のザンスカール地方を踏破した。アメリカンスピリッツ、つまりフロンティアスピリッツに引っかけたものである。


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