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  07 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「インド取材から無事帰国・・・」

 インドのバンガロールからブログの記事と画像を送ったが、その日(12月1日)の昼すぎのフライトでバンガロール(ベンガロール)からゴアに飛び、そのままビーチの傍のレストランで遅めの昼食。

 バンガロールは高原(約930m)のため気温は22~23度だったが、ゴアは北緯15度、アラビア海に面した熱帯のため、気温は34度近くもあり、空港を出た瞬間から汗だくになる。

 木曜日のアムルットの時もそうだったが、いわゆるインド時間で、予定が時刻通りには進まない。昼食が終わったのが4時すぎで、それから車で蒸留所に向かったが、着いたのはまたしても夕方の5時頃。スケジュールにあった3時を大幅に超えてしまった。

 インド時間のせいもあるが、もう1つは人の多さと車の多さで、どこもかしこも大渋滞だ。ゴアはバンガロールに比べたら、まだマシだったが、今度は曲がりくねった道と、相変わらずの“我先運転”で、どこもかしこもカオスである。とにかく、やたらめったらとクラクションだ。

 それでも蒸留所ではマスターディスティラーのマイケルさんが待っていてくれて、急いで中を案内してもらう。もう陽が落ち、暗くなりかけていたので、最初に地上と地下にある2つのウェアハウスを見せてもらい、次にスチル4基が稼働するスチルハウスへ。

 汗だくになりながら、それでも1時間ちょっとの取材をし、蒸留所を後にしたのが6時半。ホテルは20分ほどに所にあったが、チェックインを済ませ、休む間もなく夕食のレストランへ。これがまた車で40分ほどの距離で、夕食がスタートしたのは9時近くである。

 木・金と2日連続で遅い夕食となってしまったが、マイケルさんも同席してくれたので、蒸留所で聞けなかったことも、少し食事の間に聞くことができた。

 今回わかったのはアムルットもポールジョンも使う大麦はパンジャブ、ラジャスタン、ウッタルプラディッシュなどの北インド産の6条大麦だということだ。これにも20種類くらい品種があるというが、マイケルさんによるとラジャスタン州産の「RS6」という品種が一番だという。

 さらに、どちらもスチルはインド産だということだったが、首都デリーの西にあるグジャラート州が、昔から銅職人が多くいる地方で、そのグジャラートの会社に製造を依頼しているという。スチルのデザインは、ポールジョンの場合、マイケルさんが手がけたそうだ。

 ちなみにグジャラートはインド建国の父ともいわれる、マハトマ・ガンジーが生まれ育ったところで、今は禁酒州だという。インドには現在29の州があるが、そのうちの6州が禁酒州だということも、今回はじめて知った。

 で結局、昨日の土曜の午前中は車で2時間近くかかるゴアのオールドタウンに行き、世界遺産にもなっているポルトガル時代の古い教会を撮影。ここも大渋滞と人の洪水、そしてゴミの山だ。その後空港にもどり、インディアンエアーでムンバイに飛び、夜8時の全日空便で帰国の途についた。

 今朝7時すぎに成田に着き、3泊5日というインドの取材旅行が終了。ムンバイは1975年以来42年ぶりで、バンガロールもゴアも初めてだったが、そのあまりの変わりように驚いてしまったというのが正直な感想・・・。

 はたしてそれが良いことなのかどうかは、もう少し時間がたたないと分からない。あまりの急激な発展と、そのことによる公害、カオスぶりが、私の知っていたインドとはあまりに違いすぎるからだ。


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