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  11 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「幼なじみの死とソサエティーのテイスティング」

 昨日は11時に日本橋の洋酒酒造組合に行き、ある会合に出席。詳細は発表できないが、今、同組合の作業部会では、ジャパニーズウイスキーの定義について会合がもたれている。昨年、ウイ文研がその件について一石を投じさせてもらったが、1年ちょっと経って、さらにウイスキー業界を取り巻く環境が激変している。あの頃(昨年8月)は、こんなに日本に、新しいクラフト蒸留所が誕生するなんて、誰も想像もしていなかった…。

 その後、再びウイ文研にもどり、2時から北海道の蒸留所の件で、スチル納入業者とミーティング。それが終わって、山のような校正作業をこなし、4時すぎに一度恵比寿の仕事場で喪服に着替え、相模原市の葬儀場に向かう。私の小・中・高時代の同級生のT君が亡くなって、その通夜が行われたからだ。

 T君と私は共に佐渡両津市(当時)の商店の出身。私が「源助屋」という靴屋の息子で、T君は「いちやましょう」という酒屋の息子だった。お互い長男であるが、家業を継がなかった。私はジャーナリストになり、彼は医者になった。

 真面目なガリ勉タイプだったが、共通の趣味も多く、高3の夏には一学期の終業式をさぼって、東京・後楽園球場で開かれたロックのグランドファンク・レイルロード(GFR)の、伝説のコンサートにも行った。

 私が膝の骨を折った際は、当時T君が外科部長を務めていた淵野辺の病院に入院し、手術をした。そのT君が64歳という若さで逝ってしまった。医者でもあり、健康に人一倍気を使っていた彼が私より先に逝くのだから、人生は何が起こるか分からない。何とも不条理である…。

 通夜からもどって今日は恵比寿の仕事場とウイ文研で朝からガロアの原稿・編集作業、そして東京書籍の単行本の再校。さらにスコッチモルトウイスキーソサエティ(SMWS)の会員誌『アンフィルタード』の翻訳原稿が上がってきたので、その校正・監修作業に着手。

 SMWSの日本支部が変わったことを機に『アンフィルタード』の監修を前号から請け負っているのだが、これが、なかなか骨の折れる作業となっている。記事をピックアップしているのも私だが、さすがソサエティの会報誌だけあって、中身がスゴイ。私自身、大いに勉強にもなるが、これを日本語に翻訳するのは大変である。

 やってみて思うのは、かなり高度な知識、特にウイスキーの製造に関する知識がないと、チンプンカンプンということだ。翻訳の下作業は、よくやってくれていると思うが、どうしても誤訳や、表記の問題が生じてしまう。それをチェックし、訂正するのが私の役目なのだが…。

 それに関連し、11月19日の日曜日には水戸で、SMWSのテイスティング会を行う。今回は11月に発売される9アイテムについてだが、そのために夕方から9種全部をテイスティング。どれもカスクストレングスなので、これもシンドイ作業だが、さすがSMWSのボトルだけあって、どれも興味深い。現在のソサエティーの基準が分かって、それはそれで面白かった。水戸のテイスティング会は、要チェックである。

 その前日の18日土曜日には、同じく水戸の「紅茶館」で、ソサエティとは別に私のシングルモルトテイスティング会も行う。こちらのラインナップも、スコッチの5種は、すべてフロアモルティングをやっている蒸留所でやることに。テーマはスモーキー、ピーティーだが、最後にカバランのフィノカスクも出すことにした。興味があれば、これもぜひにである。

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