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  04 ,2018

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「釧路でガロアのぶらり旅・・・」

 『ウイスキーガロア』の”全国ぶらり旅”の取材で、9時56分の電車に乗り、厚岸から釧路に移動。根室本線の車輌がたった1両というのに驚いた。

 この電車に乗るのは44年ぶりのことだったが、かつては確か4両か5両あったはずだ。そんなことを想いながら、車窓の風景を見ていたら、疲れと連日の酒のせいか寝てしまう。

 厚岸の駅周辺や沿線に咲き乱れている黄色の花はなにかと思ったら、五味ホテルの五味さんがオオハンゴウ草だと教えてくれる。アメリカ原産のキク科の外来種で、駆除の対象となっているという。

 同じ黄色の花を咲かせるセイタカアワダチ草と勢力争いをしているようだが、オオハンゴウ草のほうが、どうも優勢のようだ。いずれにしろ、どちらも外来種で、やっかいな秋の風物詩ということかもしれない。

 11時前に釧路に着いて、一度ホテルに荷物を預け、歩いてすぐの「和商市場」へ。ここで釧路名物の勝手丼をいただく。市場の中のソウザイ屋で白飯を買い、それに好きな魚貝を載せていくというもので、トキシラズ、キングサーモン、シシャモ、ホタテ、アブラガレイなどを載せていく。勝手に具材が選べるということで勝手丼だ。

 その後ホテルにもどり、原稿を書いて、3時すぎに釧路港の見える厳島神社へ。そのそばの展望台から港を望む。ここには石川啄木の歌碑があり、それを見たかったためでもある。

 啄木が釧路にやってきたのは22歳の時。そういえば余市に行った時に、幸田露伴の碑を見つけたが、今回の釧路では石川啄木に出会うことになった。久しぶりに自分が文学部の国文科の出であることを思い出した。

 小雨の降る中を歩いて次は釧路フィッシャーマンズワーフMOOという新しくできた商業施設へ。ここで岸壁炉ばたを取材する予定だったが、10月一杯までの営業と知り、急遽取材先変更。屋内にある屋台村の「ザンギの横綱」を取材させてもらう。

 これが実に旨かった。まずは夕陽で有名な釧路にあやかった“夕陽ハイボール”を注文し、もう1つの釧路名物、ザンギに舌鼓!たんなる鳥の唐揚げのことかと思ったら、そうではないという。とにかく、これが絶品で、その後、ホッケ、シシャモ、ホタテのバター焼きを堪能し、すっかり釧路の味を満喫。思わぬ収穫(?)であった。

 そこを出たのが7時すぎで、再び歩いて末広町の繁華街へ。予定していたバーは3軒で、「セントアンドリュース」、「笑いの館」、そして「C+マスターズ」を順番に取材。今回はカメラマンを同行していなかったので、行く先々で、私自身が写真を撮ることになり、大忙しの取材となってしまった。

 詳細は次号(第5号)の『ウイスキーガロア』を見てのお楽しみであるが、3日目の厚岸・釧路の夜もどこか懐かしく、そして心温まる夜となった。


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