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  03 ,2024

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ブリュードッグの取材とバーボン講座」

 静岡からもどって翌日の火曜日は六本木のブリュードッグに取材に行く。『ウイスキーガロア』の巻頭特集でスコッチのクラフトをやることになり、その中にブリュードッグのローンウルフが出てくるからだ。

 実は六本木のブリュードッグに行くのは初めて。開店前の4時にお邪魔し、ビールや撮影用に選んだハギスタワー、ソーセージなどをいただく。エロンの工場内にあるブリュードッグのカウンター、レストランでも思ったが、とにかくビールがメチャクチャ旨いし、料理も素晴らしい。

 ブリュードッグがわずか10年で全世界に直営店44ヵ所を展開するまでに成長した理由が、よく分かる。なにもかもハンパなく凄いのだ。ということで1時間半ほど取材をさせてもらい、そのまま地下鉄で恵比寿の仕事場にもどることに。

 ガロアの原稿も目一杯になっているが、検定セミナーやエキスパートの集中セミナー、そしてその検定の4つの級の問題作りも待ったなしの状態になっていて、時間がいくらあっても足りない感じだ。

 昨日の水曜はとにかく半日オフィスでミーティング。ガロアの進行や検定、エキスパートセミナー、そして琵琶湖、長和とイベントが目白押しだ。

 今日は午前中ガロアの原稿、検定の問題作り、セミナーの準備をして、昼2時からデザイナーのKさんを交えてガロアの編集ミーティング。台割にそって2時間ほど話しをする。巻頭特集はスコッチのクラフト蒸留所大全で、30近い蒸留所を一気に取り上げることになる。さらに新企画の酒場歩きもスタートするし、コニャック連載のクルボアジェも書かないといけない。

 そのミーティング後7時から、全3回シリーズでやっていた「バーボン基礎講座」の最終回。今回テイスティングするのは①カンザス・スピリットウイスキー、②ジムビームライ、③コーヴァル・フォーグレーン、④バルコネルス・ベイビーブルー、⑤ジャックダニエル150周年記念の5本だったが、まず最初にアメリカやアメリカンウイスキーの歴史について話をし、それからテイスティング。

 最後は最終回ということもあり、特別にジョージ・ワシントンの2種類のスペシャルウイスキーも飲んでもらった。いわばアメリカンウイスキーの原点ともいえるもので、ライ麦60%、トウモロコシ35%、大麦麦芽5%のレシピで造られた、ライウイスキーだ。

 面白いことに18世紀のスチルを再現した小さな銅釜で、しかも当時と同じように薪による直火焚き蒸留を行っている。以前やったバーボンフェスの時に、わざわざマウントバーノンから送ってもらったものだ。また、いつかバーボンフェスもやりたいと思っているのだが・・・。


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