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  06 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「ついに厚岸蒸溜所を取材」

 11月に入ってガイアフローの静岡蒸溜所、そして本坊酒造の津貫、屋久島と回ってきた。東京フェス、前日のGMセミナー、『ウイスキーワールド』最終号の入稿と、休む間もなく仕事が続いていたが、今日はやはり朝イチの飛行機で釧路に飛び、堅展実業の厚岸蒸溜所をついに見学!この2週間で日本のクラフト蒸溜所3ヵ所を見たことになる・・・。

 詳細は最終号のワールドと、来年2月に創刊する『ウイスキーガロア』を見てほしいが、3者3様、それぞれの風土と独自のこだわりを追求した見事な蒸留所で、日本に新しいウイスキーの時代が来たことを確信させる。

 ガイアの静岡はフォーサイス、津貫は三宅製作所、厚岸はフォーサイスのポットスチルだが(それぞれ2基ずつ)、もちろんそれぞれサイズも形も異なり(静岡はまだ設置されていない)、製造工程のレイアウトなんかも異なっている。それ以上に立地条件、風土がまったく異なっていて、それぞれ驚くべき多様性を秘めている。

 樋田社長の案内で厚岸町や浜中の霧多市、そして厚岸のカキ養殖業者も訪れることができたが、私にとって道東の浜中や厚岸、根室(今回は行かない)を訪れるのは、大学1年、19歳の冬以来、実に43年ぶりのことだ。

 探検部の冬合宿(春合宿)が終了した2月下旬から3月にかけ、稚内からオホーツク、道東を回り、最後は札幌に抜けるという、ヒッチハイク、列車旅を経験した。その折に日本最東端のノサップ岬、根室、そして浜中、厚岸と回ったのだ。

 そんなことを思い出しつつ、蒸留所見学後は厚岸駅前にあるホテルにチェックインし、夜は三陽物産のN社長ら3人、そして我々取材班3名、さらに樋田社長以下、厚岸の工場長、スタッフ、総勢9名で懇談会。

 三陽物産のN社長がわざわざ東京から持ってきたボジョレーヌーボーで乾杯しつつ、昼間訪れた厚岸の中島さんのカキに舌鼓を打つ。カキはフライ、焼き、生と3つのスタイルで提供されたが、どれも美味。

 それだけでなく厚岸のもう1つの名物、アサリやシシャモも言うまでもなく美味で、ついついワインの後にホテルにあるアードベッグやブルイックラディ、そしてラガヴーリンを飲みすぎてしまう。

 そういえば先週は屋久島で、焼酎三昧だった。1週間で日本列島3000キロを縦断し、北と南、それぞれの土地の美味を味わう。先週、本坊の和人社長が言っていた日本のクラフト元年、そしてウイスキーツーリズムの、これが無限の可能性かもしれないとあらためて思った。

 明日は厚岸の落成記念式典に出席し、そのまま釧路から羽田へ。そして土曜日はGMセミナー、日曜日は東京フェス本番である・・・。


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