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  06 ,2017

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「新雑誌移行に向けて思うこと・・・」

 このところ取材が相次いでいる。昨日は1時半に日経BP、そして3時にオリコンである。今日は1時半から北海道新聞の取材を受けた。北海道新聞は厚岸がらみの取材であったが、日経BPもオリコンも、やはりイマ注目の日本のクラフトウイスキーについてだ(オリコンはウイスキー全般だが…)。連日の移動と時差ボケによる疲労で、体はシンドイが仕方がない。案の定、1日3~4時間しか眠れていない。

 その合間に『ウイスキー通信』の編集、入稿作業。『Whisky World』のミーティング、そして新雑誌のミーティング、東京フェス、検定、『世界の名酒事典』と続く。通信のほうは今週中にすべて入稿し、金曜日までに下版だ。並行して『世界の名酒事典』の最終校正、キャプション書きもやってしまう。

 『Whisky World』については、すでに情報が出回っているが、11月30日発行予定の12月号で、一度休刊ということになった。つまり、今度の号で12年近く続いたワールドも最終刊を迎えることになる。理由については、別の場で正式にコメントを書くつもりだが、ひと言でいえば昨今の雑誌を取り巻く環境が非常に厳しいということだ。

 もうひとつは12年経って、私自身がもう一度新しいことにチャレンジしてみたいと思ったからだ。出版社が厳しいのなら、自分たちで作って出せばよい。考えてみたら、実に単純なことだ。

 すでに2001年からニューズレターという形ではあるが、『スコッチ通信』『ウイスキー通信』を2ヶ月に一度出し続けてきた。丸15年、通巻で80冊を超えるだろう。ワールドと合わせたら150冊近くを作ってきた・・・。

 その通信を発展・進化させ、ワールドと通信を合わせたような本格的なウイスキー専門誌をウイスキー文化研究所で出そうということになった。世界のありとあらゆるウイスキーの最新情報をいち早くお届けする。そして現地取材に基づいたワクワクするようなウイスキーの本を作りたいと思っている。大事なことは、この足で現場を訪れ、自分の眼で見て、聞いて、そしてその風土を感じることである。つくり手の話にじっくり耳を傾け、彼らのこだわりと情熱を、しっかりと受けとめることである。

 これはある意味、私にとっても原点回帰である。10代後半からフィールドワークを自分のテーマとし、インド・チベットに通ってきた。20代後半からは週刊誌記者として、あらゆる事件、事故の現場に立ってきた。だから、「現場を見ずして書くなかれ」を、唯一自分への戒めとしてきた。

 というより、現場に立つのが面白いので止められないというのが本音だろうか。今回のコニャック取材で、改めてそう感じた。とにかく現場に行くしかない。歩いて、見て、聞いて、そして書く。そういえば昔、『あるく、みる、きく』という雑誌があったような・・・。

 と、そんなことをスタッフに話しつつ(?)、新雑誌のタイトルをどうするか、何ページにして、どんな体裁にするのかと、夕方まで全体ミーティング。今週中には、すべてを決定して、来年2月25日の創刊に向け、動き出さなければならない。

 さらに、その先には、もう1つの新雑誌も待っているのだが・・・。

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