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  05 ,2022

プロフィール

mtsuchiya

現在、作家、ジャーナリスト、エッセイスト、ウイスキー評論家、日本初のウイスキー専門誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長として活躍中。2001年3月スコッチ文化研究所(現ウイスキー文化研究所)を設立。

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「『ウイスキー千夜一夜』がもうじき250話に…」
 5月も今日が最後である。コロナ前までは、例年この時期、海外蒸留所ツアーを組み、その後、取材を継続して行ってきたが、ツアーは2019年が最後、海外取材もやはり2019年5月のアイルランドが最後となってしまった。

 ということで(?)、いよいよ今年の夏から海外取材を再開させようと思っていて(国内取材は昨年から再開させている)、現在、航空券手配や、スケジュール調整をしている最中だ。できれば中国、台湾、韓国にも行きたかったが、まだコロナの感染対策がどうなるか分からず、現在はそれ待ちとなっている。スコットランド取材は8月下旬からを計画していて、実現すれば3年半ぶりということになる。まさか3年前まで、世界がこんなことになるとは、誰も思ってなかっただろう。ロシアのウクライナ侵攻もあり、欧州向けのチケットは高騰しているし、6月1日からは燃油サーチャージが10万円近くになるという。
 
 そんなことを考えながら、しかし、次号のガロアとTWSCの洋酒と焼酎のガイドブック、さらに検定の『ウイスキーライフ』と待ったなしになっている。5月は国内取材であちこちに行っていたが、6月はほぼ連日、原稿の執筆と、その編集作業である。ガロアやガイドブックなどでツライのは、私は執筆者であると同時に、編集者でもあることだ。通常、原稿を書く人は、編集はやらない。両者はまったく違う職種だからだ。しかし、弱小企業である我が社(編集部)は、そのすべてをやらなければならない。

 『ウイスキー千夜一夜』にいたっては、デザイン以外、すべて私一人でやらなければならない。まぁ、だからこそ面白いと言えば面白いのだが、時間がいくらあっても足りないし、時間の問題よりも脳力…、脳みそが疲弊し、夕方すぎには使いものにならなくなってしまう。ということで、夕食後はひたすらドラマ三昧だが、これはこれで眼にくるし、1本目の途中で眠くなる…。

 その千夜一夜も、もうじき250話を迎える。スタートして1年半なので、よくやったといえば、やったが、このペースではあと4~5年かかってしまう…。その間にフェスもやらないといけないし、来年のジャパニーズウイスキー100周年に向けて、本格的にイベントを考えないといけない。今年12月に横浜と思っていたが、横浜フェスは来年にして、今年はもう一度東京でフェスをやることにした。それも、ジャパニーズに特化したフェスである。コンテンツについては、今詰めているところだが、3月のフェスではできなかったセミナーなども復活させようと思っている。

 そのフェスに合わせるために、延びのびになっていたジャパニーズウイスキーの「イヤーブック」、そしてコニサーの「年報」もいよいよ着手しようと考えている。まぁ、その前にガロアとTWSCの2冊のガイドブックだが…。

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* ウイスキー文化研究所公式HP
* ウイスキー文化研究所公式twitter

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